韓国大ヒット映画「白頭山大噴火」 日本版予告編が解禁 大胆なアイデアを映像化

朝鮮半島で最も高い標高2744メートルの白頭山は、朝鮮民族の“聖なる山”と呼ばれ、1000年に一度大噴火するとも言われている。もしも今、この活火山が本当に大噴火を起こしたら朝鮮半島はどうなってしまうのか…。そんな決して絵空事ではない大胆なアイデアを映像化した韓国のタイムリミット・ディザスターアクション映画「白頭山(ペクトゥサン)大噴火」が8月27日に東京・TOHOシネマズ日比谷などで全国公開される。それに合わせて日本版予告編が解禁となった。

「白頭山大噴火」【写真:(C)2019 CJ ENM CORPORATION, DEXTER STUDIOS & DEXTER PICTURES ALL RIGHTS RESERVED】
「白頭山大噴火」【写真:(C)2019 CJ ENM CORPORATION, DEXTER STUDIOS & DEXTER PICTURES ALL RIGHTS RESERVED】

イ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソク豪華共演 観客動員数820万人超え

 朝鮮半島で最も高い標高2744メートルの白頭山は、朝鮮民族の“聖なる山”と呼ばれ、1000年に一度大噴火するとも言われている。もしも今、この活火山が本当に大噴火を起こしたら朝鮮半島はどうなってしまうのか…。そんな決して絵空事ではない大胆なアイデアを映像化した韓国のタイムリミット・ディザスターアクション映画「白頭山(ペクトゥサン)大噴火」が8月27日に東京・TOHOシネマズ日比谷などで全国公開される。それに合わせて日本版予告編が解禁となった。

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 韓国の興行チャートで3週連続1位を達成、観客動員数は820万人超えという大ヒットを記録した同作は、キャストの豪華さからストーリーの壮大さまで何もかもが破格のスケールだ。とくにイ・ビョンホン、ハ・ジョンウ、マ・ドンソクという韓国映画界をけん引する3大トップスターの豪華共演が見どころだ。

 ハ・ジョンウは命がけの任務に就く韓国特殊部隊の指揮官インチャン役、イ・ビョンホンは極秘作戦の成否のカギを握る北の工作員ジュンピョン役。そして大噴火を予見する地質学者カン教授には、マーベル最新作「エターナルズ」の日本公開も待たれるマ・ドンソク。この3人が朝鮮半島壊滅という大惨事を阻止するため、タイムリミット75時間、成功確率わずか3.48%という命がけのミッションに挑んでいく。

 今回解禁となった予告編は、ごう音とともに北朝鮮と中国の国境にそびえる白頭山が噴火する場面からスタート。その衝撃でマグニチュード7.8の地震が発生し、ソウル市内も大パニックに。音を立てて崩れ落ちる高層ビルから間一髪逃げのびるインチャン。この危機的事態に、白頭山の地質に詳しいカン教授は「強い爆発でマグマ溜まりの圧力を下げる。つまり核爆発」と驚くべき方法を提言する。インチャンら韓国特殊部隊のチームが命がけで北朝鮮に潜入、核の行方を知る謎めいた北の工作員ジュンピョン(イ・ビョンホン)に接触する様子がスピード感と迫力あふれるガンアクションとともに展開される。

 未曾有の災害に市民も大混乱。インチャンの妻(ペ・スジ)らに橋の崩落危機が迫るなど、刻々と事態が悪化する中、期せずして運命共同体となっていくインチャンとジュンピョンが挑む半島救出ミッションの行方が描かれていく。

 劇中、北朝鮮の方言から中国語、ロシア語まで複数の言語に挑戦したイ・ビョンホンは「さまざまな面を見せるキャラクターで、観客にもジュンピョンという人物を常に注視してほしいと思いながら演技をしました」とアピール。

 今回、ビョンホンと初共演となったハ・ジョンウも「自分の置かれた状況に合わせて責任感を持ち、作戦をどうにか成功させようとしながら成熟していく人物」であるインチャンを独特のカリスマ性にユーモアを加味して熱演している。

「彼とわたしの漂流生活」のイ・ヘジュンと「神と共に」シリーズで撮影監督を務めたキム・ビョンウが共同で監督を担当。「神と共に」やNetflixのSF映画「スペース・スウィーパーズ」などで世界的に注目を集めたデクスタースタジオが作り出す革新的なビジュアルにも注目だ。

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