氷川きよし、デビュー22年目で初映画主題歌 天海祐希主演「老後の資金がありません!」
天海祐希が主演を務める映画「老後の資金がありません!」(配給:東映)の公開日が10月30日に決定した。併せて、氷川きよしが主題歌を務めることも発表された。氷川にとっては初の映画主題歌となる。
新型コロナ影響で延期となっていた公開日も10月30日に決定
天海祐希が主演を務める映画「老後の資金がありません!」(配給:東映)の公開日が10月30日に決定した。併せて、氷川きよしが主題歌を務めることも発表された。氷川にとっては初の映画主題歌となる。
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原作は2011年刊行・垣谷美雨の34万部突破のベストセラー小説「老後の資金がありません」(中公文庫)。新型コロナウイルス感染状況を踏まえて延期となっていた公開日が決まった。
天海が演じるのは、どこにでもいる普通の主婦。子育ても落ち着き、老後は安泰のはずだった。にもかかわらず、人生の後半に必ずやってくる老後資金問題と、誰もが直面する夫婦、親子、子の結婚、独立、嫁姑、親の介護、葬式……。あらゆる問題が立て続けに襲ってくる中、悩みもがき奮闘しながらも逆境に立ち向かうといった内容だ。
監督は、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(18年)で感涙だけではなくユーモアを交えた秀逸な演出で観客を魅了した前田哲が務める。
そして主題歌をアーティストとして音楽ジャンルを超えて進化し続ける、氷川が担当することも発表された。デビュー22年目にして、本作で初の映画主題歌を担当することとなる。そんな氷川の新曲タイトルは「Happy!」。サンバ調の楽曲で新境地を開く。
天海は「完成した映画を試写室で見させていただいた時に、エンドロールで流れた主題歌を、初めて聴いたんです。もう、心をわしづかみにされました(笑)。この作品の、ちょっと笑えて、悩んで、苦労しても頑張ろうって前向きになれるHAPPYさと、とても合っていて、何てすてきな曲! と感激しました。もうとってもうれしくて、見終わって直ぐに氷川さんにお電話しちゃった程です(笑)」と感想を口に。
続けて「この1年で大変なことがたくさんありましたよね。まだまだ乗り越えられてはいないけれど、だからこの曲を聴いた時に、泣きたくなる位の前向きな励ましを受けた気がしたんです。本作もやむを得ず公開が延期になりましたが、これから挽回していけたらいいなぁと思っています。この曲のように『手を握ろうよ。肩を組もうよ。何もなくてもHappy』の精神で、生活も仕事も頑張る所存です! 前奏を聴いただけで、きっと皆さん踊りたくなるんじゃないかなぁ。私は踊りたくなりました(笑)。氷川さんに、この曲を歌う時、バックで踊らせてーとお願いしているところです(笑)。映画『老後の資金がありません!』も、氷川きよしさんの『Happy!』も、楽しみにしていただけるとうれしいです」とアピールした。
また、氷川も「一言でいうと最高です!! 久しぶりにお腹を抱えて笑って、最後は感動できる。時間を感じないくらいあっという間で、こんなに楽しい映画があるんだと思いました。何度でも見たいです。天海さんは憧れの強い女性ですが、主婦役をやられるのは珍しかったので新鮮でしたし、展開も面白くて目が離せませんでした!」と映画の感想を語った。
さらに「映画主題歌は初なので、デビューして22年目で、新たなキャリアのスタートになりました。タイトルには、みんながハッピーになってほしい、色々なことに感謝して生きていればハッピーになれるよ、という想いを込めています。大変な世の中なので、自分を奮い立たせてハッピーに。暗い気持ちでも明るい気持ちに持っていけるように。希望がなければ希望を作ればいい。どこかには道がある。壁にぶつかっても道はある。悩みやピンチこそチャンスだったりするので、そんな気持ちで聴いてほしいと思います」と楽曲へ込めた思いを説明した。