告白の言葉は「ちょっと僕と付き合ってみます?」 蒼井優と山里亮太が結婚会見 詳報(2)
結婚を発表した女優の蒼井優(33)と、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(42)が5日、幸せムード満点の入籍発表会見を行った。蒼井が結婚の理由の一つに「冷蔵庫」を挙げ、山里があいさつに行った際の蒼井の父親の仰天エピソードなどが披露された。詳報2回目。
相方しずちゃんですら報告は一週間前の極秘交際
〈会見は質疑応答に移る〉
--まず蒼井さんに。山里さんと結婚をしようと決めた最大の理由を教えてください
蒼井「お付き合いをさせていただく時から、結婚を前提にというお話だったので、そういう風に思えたのはいくつかあるのですけれども、一緒にいてしんどいぐらい笑わせてくれたり、人に対して感動することと許せないことのラインが一緒だったり、金銭感覚が似ていること。あと、冷蔵庫をちゃんとすぐ閉めること」
山里「もう出きった」
蒼井「優しい」
山里「ざっくりです」
--どういう感じでお付き合いをすることになったのか
山里「最初はしずちゃんと何人か友達と飲ませてもらって、すごいとドキドキしたんですけど、そのドキドキが数分でなくなるぐらい気さくにしゃべってくれて。僕みたいな人間にも優しい。話も合うし、好きなものが一緒だったり。すごく楽しいことを全力で僕に伝えてくれる。そうすると、俺といると楽しいってひょっとしたら俺のことを好きになってくれる可能性があるのかな、と甘い夢を抱いた。そこからちょっとずつご飯を重ねて行って、好きかもという可能性が自分の中でちょっとずつ上がっていって、これたぶん好きだよなと思ったときに、告白というか。2人でご飯に行って告白しました」
--告白の言葉は
山里「蒼井さん、ちょっと僕と付き合ってみます?と。あのーこのタイプが上から言うとみなさんイラっとくる。みなさんのストレスがぎゅっと集まった感じで。あいつ蒼井優に答えを言わせようとしているみたいな。でも自信がなかったんです、やっぱり。しずちゃんは陰で僕のことを蒼井さんにお勧めしてくれたり、蒼井さんが僕のことをどうよく言っていたかを教えてくれていた。ちょっと自信が付いてきて、それで、付き合ってみますと言いました」
--結婚前提だったのか
山里「一生でこんなに素敵で合う人はもう出てこないと思ったので、この告白をして、そしてその時にちゃんと告白して結婚の意思を伝えようと思いました」
ーー蒼井さんはそれでなんと答えたのか
蒼井「はい、と言いました」
山里「めちゃくちゃうれしかったです。本当に夢かと思いました」
--その場で結婚のことを言ったのですか
山里「その場……」
蒼井「その日中にそういうことを考えています、と」
ーー蒼井さんのお答えは
蒼井「なんて答えたっけ」
山里「まさかだけど、俺じゃなかった?(一堂笑い)」
蒼井「こんなに多くの方に囲まれて取材を受けるのは初めてで、いま頭が真っ白なんです」
山里「僕もそうでして、付き合った時に『はい』と言われて、僕は結婚を念頭に置いておりますということを話したら、『私も』ということを言ってくれました」
蒼井「そうですね」
ーーそれはいつですか
山里「4月の中旬」
蒼井「4月の頭のころですね」
ーー2人ともあまり覚えていないのですね
山里「いや、めちゃくちゃ覚えています」
山崎「ボクシングのやり過ぎちゃう?」
山里「それはこっちのセリフだよ」
--しずちゃんにはいつ報告を
山崎「一週間ぐらい前かな。そうなんですよ。私はそのことを知らなかったので、2人にこんなん言っていたよと伝えていたんですけど、2人は一緒にいたりして知っていて、めっちゃはずいなと」
山里「申し訳ない。ただ蒼井さんですし、この情報がわあっと世の中に出てしまったら、こうやってみなさんに正々堂々と伝えたかったこともあるので、本当にしずちゃんですら一週間前。ほとんど誰にも言っていなかったです。肉親にも言っていなかったので」
--両家のごあいさつは済んでいるか
山里 蒼井「はい」
蒼井「私の自宅で会っていただいたんですけど、(両親が)泣いてくれていました。すごく喜んでくれて。たくさん心配かけて生きてきたので、心の底からうれしかったです」
ーー緊張しましたか
山里「めちゃくちゃ緊張しました。王道のセリフがあるじゃないですか。『娘さんをください』。くださいというのは偉そうかなとか、ずっと悩んでいて。(蒼井の)お父さんもものすごく緊張してくださって」
蒼井「あんなに舞い上がっている父を初めて見ました」
山里「すごく素敵なお父さんで。座って少し談笑して、優さんは昔こんな子だったと話してもらって、そのあとに僕から『ごあいさつが遅くなりましたけれども、一生かけて優さんのことを幸せにしますのでどうか結婚を許してくれませんか』と頭を下げたら、『こちらこそありがとう』と僕の肩を抱いてくださり、それでみんなでちょっと涙ぐんで、そのあとにお父さんが……」
蒼井「いくつかパターンを用意したからそれを全部やらせて、と」
山里「山里君いいかい、もう一回。娘さんを僕にくださいと言った後に『どこの馬の骨か分からない奴に娘はやれん』と。それを言った後に『ありがとう、次ね』と」
蒼井「一人娘なので、父の夢がすごいあって」
山里「もう1パターンは、1回断るけど、これは味わいたいだけだから、気にしないでもう1回食い下がってくれるかい、と。隣でお母さんがごめんなさい、と。『手塩にかけて育てた娘を貴様にやれるわけないだろう、なあ母さん』と言って、そこで殴ろうとするから、お母さんが止めてと……」
蒼井「そこで優が全力で『やめて』と叫ぶ、という」
山里「お父さんが演出してですね。それを3つやって、お父さんが『ありがとう、楽しかった』と言ってくださって、すごくいいご両親で」
--山里さんは吉本興業ではブサイクランキングの殿堂入り。蒼井さん、結婚は外見ではないと思うのですが
蒼井「眼鏡を変えると、かっこよくなったりする」
--恋多き女優と思っていた。その方が選んだのが山崎さん。一番の決め手は
蒼井「私を好きになってくれる男です」
山里「好きになるのにそんな覚悟が必要だっけ」
蒼井「一方的に私が好きになったとしても、言っていただかないと前に進めないので、なんかこう、いろいろあれですけど、それでもいいと言ってくださって、本当にありがたいですし、あともうひとつ、山里さんのお父さんお母さんがすごく好きで、山里家の一員になれることで心強さというか、結婚てこういうことなのかと思いました」