小池都知事、緊急事態宣言延長に理解求める 「必要性は皆さんも感じられていると思う」
東京都の小池百合子知事が7日、都庁で行われた定例会見に出席。緊急事態宣言が5月11日から31日まで延長される方針であることへの理解を求めた。
当初5月11日までと設定されていた緊急事態宣言は31日まで延長となる方針
東京都の小池百合子知事が7日、都庁で行われた定例会見に出席。緊急事態宣言が5月11日から31日まで延長される方針であることへの理解を求めた。
ゴールデンウイーク(GW)の中日のこの日、小池都知事は「連休の休診で検査数が減少しているが、それでも依然として高い水準が続いている。現行の措置を5月31日まで延長する方向で、この後正式に決定される。今日の夜に国のほうから連絡があるので、都の措置はそれを受けて今夜あらためてお話します」と緊急事態宣言の延長に言及した。
GW中の感染状況については「普段と人の流れが変わっていくもの。通勤通学が止まる、かつステイホームを呼び掛けたことで、3キロ、5キロ圏内で活動された方が多かった。医療機関が休診しており、検査数、報告の取りまとめも変わってくる。GW中の皆さんの行動が集約されてどういう結果になっているか、来週からの確認作業次第」と話した。
その上で、「5月31日まで抑え込みを続けることが大事。いい結果が出ていればそれよりも前に倒すことも可能。国の手続きを踏まえながら、それぞれの項目を確認し、モニタリング会議で専門家のお話もうかがいながら決めていきたい。延長は心苦しいが、必要性は皆さんも感じられていると思う。早く結果が出ることが解放につながる」と延長期間前倒しの可能性についても口にした。