ディーン・フジオカ、朝ドラとは違うワイルドな五代才助に「全シーンかっこいい」

俳優ディーン・フジオカがNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)に、五代才助(友厚)役で出演するにあたり、このほど取材会に出席し、五代の魅力などを語った。ディーンは2015年度後期の連続テレビ小説「あさが来た」でも五代を演じている。五代は主人公・渋沢栄一と同時代を生き「西の五代、東の渋沢」と称された実業家だ。

「青天を衝け」で五代才助(友厚)を演じるディーン・フジオカ【写真:(C)NHK】
「青天を衝け」で五代才助(友厚)を演じるディーン・フジオカ【写真:(C)NHK】

2015年の朝ドラ「あさが来た」に続き大河「青天を衝け」でも五代才助(友厚)役

 俳優ディーン・フジオカがNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)に、五代才助(友厚)役で出演するにあたり、このほど取材会に出席し、五代の魅力などを語った。ディーンは2015年度後期の連続テレビ小説「あさが来た」でも五代を演じている。五代は主人公・渋沢栄一と同時代を生き「西の五代、東の渋沢」と称された実業家だ。

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 ディーンは、五代役で出演が決まった時の気持ちを「不思議な縁を感じました。うれしかったです。興奮しました」と語った。また、朝ドラと同じ役に「全く違うプロジェクトと思っています」。続けて「朝ドラでやったことに固執しすぎない」と役に向き合うスタンスを説明した。クランクインした初日からアプローチが違うと感じ、「すごくフレッシュに、新しいことに挑戦しているワクワク感を明確に感じました」。さらに「脚本を通して五代さんの後世に残したい思いを、思い切り全身で受け止めている感じです」と語った。

 また、「青天を衝け」ならではの五代の魅力にも言及。朝ドラでは知的な印象のある紳士だったが「意外とワイルド。野性味あふれるというか、型にはまらないキャラクターとして描かれ、ワクワクしました」と紹介した。衣装も髪型も朝ドラと違うとし、せりふは、ほぼ薩摩弁という。五代のかっこいいと思うシーンには「全部ですね。全シーン」ときっぱり。「役と離れた自分も、こういうふうに物を考えて行動できたらかっこいい、と率直に思います」と語ると、「偉大な知恵と行動力を持った先輩」と紹介した。五代の最初の登場シーンには「本当にいいんですかと聞いてしまった」と言うくらいの立ち振る舞いだという。

 ディーンは五代と自身の共通点について問われると、再び五代の魅力を紹介。「先見性をもって知的に物事を進めていく五代は変わらずいます」と語ると「すべてにおいて五代さんはワイルドというわけではないです。変化のダイナミックさ、振れ幅の広さは、柔軟ですてきなだと思いました。自分もそうありたいと思いました」と語った

 一方、大河ドラマ自体については「1度は経験しておきたいとずっと思っていました。今回、念願がかなったのはうれしい。しかも五代さんと再会という形でできた喜ばしい」とした。ディーンの演じる五代は9日の放送から登場する予定だ。

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