中村獅童、小栗旬に「うらやましい」 現場で「女性スタッフの『格好いい』という声が…」

映画「キャラクター」の完成報告会が27日、都内で行われ、菅田将暉、Fukase(SEKAI NO OWARI)、高畑充希、中村獅童、小栗旬、永井聡監督、原案・脚本を手がけた長崎尚志が登壇。撮影秘話を明かした。

映画「キャラクター」の完成報告会に登壇した中村獅童【写真:ENCOUNT編集部】
映画「キャラクター」の完成報告会に登壇した中村獅童【写真:ENCOUNT編集部】

刑事の先輩後輩役で共演 映画「キャラクター」

 映画「キャラクター」の完成報告会が27日、都内で行われ、菅田将暉、Fukase(SEKAI NO OWARI)、高畑充希、中村獅童、小栗旬、永井聡監督、原案・脚本を手がけた長崎尚志が登壇。撮影秘話を明かした。

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 殺人事件を追う刑事・真壁を演じる中村と、その後輩刑事・清田を演じる小栗の共演は約20年ぶり。中村は「僕たち、出身高校が一緒なんですよ」と小栗との意外な共通点も明かし、「刑事役はあまりやったことがないので、小栗くんが隣にいてくれて心強かった。楽しかったです」と撮影の感想を口にした。

 撮影前の本読みの段階で「もっと格好いい小栗旬を撮りたい」と永井監督に要求されたという小栗。「全力で格好つけました」と役作りについて明かすと、中村は「格好よすぎて勉強になりました。格好つけてくれと言われてすぐに格好つけられる小栗くんはすごい」と太鼓判を押していた。

 中村はさらに「小栗くんの去り際に『クールに笑って』というリクエストがあった。現場の女性スタッフみんなの『格好いい』という声が聞こえて、うらやましいなと思ったし、見習わないとなと思った」と撮影の裏話を披露。小栗に羨望(せんぼう)のまなざしを向け、会場の笑いを誘った。

 そんな2人の会話をステージ前列で聞いていた主演の菅田は「こんな大先輩たち2人なので、後ろを向くのが怖い。金剛力士像みたい」とおどけながらも「後輩としてたくさん甘えましたし、現場でお話できて幸せでした」と、作品を盛り上げた中村と小栗に感謝していた。

 もしも売れないマンガ家が殺人犯の顔を見てしまったら? しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら? そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンターテインメントの本作。「20世紀少年」ほか浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が10年の歳月をかけて練り上げた企画が実写映画としてそのベールを脱ぐ。

 映画「キャラクター」は6月11日に全国ロードショーされる。

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