STU48石田みなみ&福田朱里、“やり切った”4周年コンサートと5年目の成長への誓い

石田みなみは昇格企画を控える2期研究生に優しくエールを送る【写真:荒川祐史】
石田みなみは昇格企画を控える2期研究生に優しくエールを送る【写真:荒川祐史】

「STU48号がなくなっても、瀬戸内に居場所があるんだと示したい」(福田)

――4周年コンサートでは、2期研究生の正規メンバー昇格企画や「夏の瀬戸内ツアー」開催がサプライズ発表されました。5月で船上劇場「STU48号」に別れを告げ、新たなスタートを切る形になります。

石田「昔、私たちが行った会場に2期研究生が行くので、私たちが見た景色を彼女たちは見ることになります。今振り返ると、そこで成長できた部分も大きかったので、出演できるステージひとつひとつを大切にして、経験値として上げていってもらいたいと思います」

福田「1期生・ドラフト3期生は、香川県だったらサンポートホール高松(8月15日予定)でやらせていただいたり、兵庫県のアクリエひめじ(9月4日予定)のように新しいホールにも行かせていただくので、きっとコンサート的なツアーになると思います。大きな会場を埋められるように頑張りたいですし、STU48号がなくなったとしても私たちは瀬戸内に居場所があるんだと示せるツアーにしたいです」

副キャプテンの福田朱里は「プロデュース公演」の実現に意欲【写真:荒川祐史】
副キャプテンの福田朱里は「プロデュース公演」の実現に意欲【写真:荒川祐史】

――2021年のグループ的、個人的目標を教えてください。

石田「ありがたいことに声のお仕事をさせていただく機会が増えてきていて、2020年はラジオの冠番組を経験することができました。今年は朗読劇にも挑戦して、プロの方に感想をいただいて、日々学んでいます。それをグループに還元できるように、そしてそこで見てくださった方がSTU48を応援してくれるようにしていきたいので、朗読で結果を残していきたいです」

福田「みなみは、まさに有言実行! 声に出したら、言葉にしたら、かなうんだね」

石田「見てくれている人はいるんだなと思う!」

福田「グループとしては、2期研究生に昇格してもらいたいし、去年できなかった分、ライブとかコンサートを積み重ねて、ファンの方に直接会って、元気を届けたいです。個人としては、2期研究生は活動の場が限られていて、不完全燃焼の分がきっとあるはずなので、もっといろんな曲をやって、『アイドル活動が楽しいな』と思ってもらえる場所を提供できるような、プロデュース的なことも挑戦できたらいいなと考えています」

石田「プロデュース公演したい! って言ってたもんね」

福田「何年くらいキャリアを積めばできるかな?(笑)。実はいろいろ考えてる!」

□石田みなみ(いしだ・みなみ)、1998年10月11日、兵庫県出身。STU48 1期生。自らを客観視し、常に成長を追い求める努力家。人に寄り添える優しさと思いやりにあふれ、年下メンバーの相談役であると同時に、末っ子気質のうっかり者というギャップも併せ持つ。声を“オリジナルのカラー”として、ラジオや朗読劇など活躍の場を広げている。

□福田朱里(ふくだ・あかり)、1999年3月29日、香川県出身。STU48 1期生。迫力満点の“4Dパフォーマンス”に加え、自分の意見をきちんと口に出せる発言力と度胸、独自のアイデアを誇る副キャプテン。グッズデザインなどプロデュース能力も開花させており、「オリジナル公演開催」を目標に掲げる。サインに描かれた亀の名前は「あかりりん」。

○STU48 4th Anniversary Concert Documentary Book-瀬戸内からの声をのせて-(玄光社)
http://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=25356

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