STU48石田みなみ&福田朱里、“やり切った”4周年コンサートと5年目の成長への誓い
田中皓子の卒業で年長組となり、グループの“お姉さん役”にも意欲
――昼公演は「挑戦」、夜公演は「歴史」のテーマが掲げられ、合計61曲。課外活動の姉妹ユニット混合によるパフォーマンス、6thシングル「独り言で語るくらいなら」のカップリング曲を有観客で初披露するなど、STU48の魅力が凝縮されたコンサートでした。
石田「2期研究生と姉妹ユニットで踊るということで、すり合わせなきゃいけないこともたくさんあって、怒涛(どとう)のリハーサルだった分、私は充実感よりも『終わってしまった』という感覚が強かったです」
福田「リハーサル期間中は、メンバーの気持ちがへこんでしまうことも正直ありました。でも、リハーサルから全力だったので、本番が始まったら『もう始まってるの?』という感覚。やり切った思いもありましたし、久々にみんなでコンサートができて本当に良かったです」
――3月に卒業された田中皓子さんはこのドキュメンタリーブックで、自分のあとのお姉ちゃん役は1期生の矢野帆夏さんが果たしてくれるはずだとメッセージを送っています。石田さんと福田さんも、これまで以上に年下メンバーや2期研究生を引っ張っていく立場になるかと思います。
福田「だいぶお姉さんになったよね?」
石田「(瀧野)由美子と私とあかりん、仲のいい3人が年長組だよ(笑)」
福田「『にゃーぽっぽ』(3人ユニットの愛称)が一番上になっちゃったね(笑)」
石田「最近も(1期生の森下)舞羽から相談を受けたんだけど、何かあったら連絡をくれて、頼ってくれるのはありがたいし、大人メンバーとして頼られている部分もあるんだろうなって。私たちはスタッフさんや運営の方に自分の意見を伝えやすい立場でもあるから、言えない子の分までちゃんと口に出していきたい」
福田「後輩の中には、自分の意見が正しいか分からないから言えない子も多いと思う。そういう子の代わりに、分からないことは聞いてあげられるようにしたいし、2期研究生はまだファンの方と直接会う機会が少ないから、1期生がこれまでの経験を少しでも伝えられたらいいな」