小柳ルミ子、新曲披露で号泣…コロナ禍乗り越えを決意「人々が一丸とならないと」

歌手の小柳ルミ子が25日、東京・西池袋の「Space emo 池袋」で歌手デビュー50周年記念シングル「深夜零時、乱れ心」の発表記者会見を行った。

熱唱を見せた小柳ルミ子【写真:ENCOUNT編集部】
熱唱を見せた小柳ルミ子【写真:ENCOUNT編集部】

歌手デビュー50周年記念シングル「深夜零時、乱れ心」発表パフォーマンス

 歌手の小柳ルミ子が25日、東京・西池袋の「Space emo 池袋」で歌手デビュー50周年記念シングル「深夜零時、乱れ心」の発表記者会見を行った。

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 ゴージャスなキラキラミニスカ衣装で登場した小柳は、7年ぶりの新曲となった同曲を躍動感あふれるダンスとともに熱唱。報道陣から「ダンスがキレッキレでしたね」と絶賛されると、涙があふれ号泣。「最近涙もろくなって……すみません。メディアの方にそういっていただくことがなかったので、これで自信を持って歌って踊れます」と笑顔が戻った。

 小柳にとってこの日はデビュー記念日。1971年4月25日に「わたしの城下町」で歌手デビューした。7年ぶりとなる新曲は30曲のデモ曲から2曲を自身が選んだといい、「50年目にして自分が歌いたい曲に出会った。苦しいことに立ち向かいながら頑張ってきました。この楽曲でやりたいことがやれてすごく幸せです」と語った。

 50周年記念曲は昨年リリース予定だったが、新型コロナウイルス禍の影響でストップ。「潮時かなと思って引退を決意してました」と明かしたが、「日本の宝である桑田(佳祐)さんが、私のことを歌がうまい、エロい、踊りがうまい、芝居がうまい、脱げる……と分析してくれて。芸能界に自分のポジションがあるのかな、と思いました」と、桑田に感謝した。

 小柳によるとこれからの20年は運勢がいいようで、「89歳になってもこのかっこうしてたら怖いですよね。歯を食いしばって頑張ります」と誓い、「日々筋トレやストレッチをしています。私は逃げませんからファンの方に待っていただいて1日でも早くライブができれば」と意欲を見せた。

 あいにくこの日、緊急事態宣言が始まったが、小柳は「コロナについてすごく勉強した。これが自然なんだと考えています。我慢を考えるとつらくなる。人々が一丸とならないと収束しない。自分にできることをやり続けます」と吹っ切れた表情だった。

次のページへ (2/2) 【写真】7年ぶりの新曲を披露して号泣する小柳ルミ子
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