「s**t kingz」Oguri、本名でスクリーンデビュー “ヤクザ役”を熱演
世界的ダンス・パフォーマンスグループ「s**t kingz」(シットキングス)のメンバー・Oguriが、映画「孤狼の血 LEVEL2」(8月20日公開、白石和彌監督)で映画デビューすることが決まった。本名「小栗基裕」として、“ヤクザ役”に臨む。
世界的なダンスグループのメンバー 「孤狼の血 LEVEL2」に出演へ
世界的ダンス・パフォーマンスグループ「s**t kingz」(シットキングス)のメンバー・Oguriが、映画「孤狼の血 LEVEL2」(8月20日公開、白石和彌監督)で映画デビューすることが決まった。本名「小栗基裕」として、“ヤクザ役”に臨む。
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本作は、第42回日本アカデミー賞など数々の映画賞を総なめにした映画「孤狼の血」(2018年)の続編で、松坂桃李をはじめとする豪華なキャスト陣の出演する注目作だ。
s**tkingzは、shoji、kazuki、NOPPO、Oguriの4人で構成される世界が注目するダンス・パーフォーマンスグループだ。米国最大のダンスコンテスト「BODY ROCK」では、2010年、11年と連続優勝。世界各国からオファーが殺到し、これまで20カ国以上を訪問するなど世界的に活躍している。また、AAA、Hey!Say!JUMP、King&Prince、SHINee、木村拓哉、三浦大知ら、J-POP、K-POPアーティストの振り付けを約250曲以上手がけており、日本のエンターテインメントシーンの最先端で活躍を続けている。
そのメンバーの1人であるOguriが、なんと本作で本名の“小栗基裕”(おぐりもとひろ)で映画俳優として鮮烈スクリーンデビューだ。演じるのは、“悪魔”の男・上林が率いる上林組の組員であり、敵とみなしたものにはなりふり構わず襲い掛かっていく危険なヤクザ・戸倉毅。俳優デビューとなった小栗の演技に白石監督も、「オーディションで会った瞬間に、“きっと芝居も面白いに違いない!”って思わせてくれる何か持ってました。その目に狂いはなかったです」と絶賛している。
また、自身もヤクザのドキュメンタリーや薬物常習者のしぐさをYouTubeで見て研究し、メイク担当者とともに話し合って役に合わせて歯を汚すなど、役作りを徹底的に行ったという。普段の踊る姿とはまた違った一面を見せる小栗。上林組の一員としてどのように暴れまわるのか、その“キレた演技”にも注目だ。
小栗は「別の役でオーディションを受けていたので、戸倉役に決まったと聞いた時は嬉しさと驚きで震えました。現場では自分が想像していたよりもかなりクセの強い人間になり、クスリの影響で歯がボロボロという設定だったので、メイクさんにしっかり汚して頂き、我ながら大きなインパクトを残せたのではないかな、と思います(笑)」と役作りについて語った。
共演者についても触れ、「撮影以外の時間も鈴木亮平さんが優しく楽しくみんなを引っ張ってくださって、同い年のマイティー(毎熊克哉さん)は俳優として色々な事を教えてくれて、上林組の皆さんとの絆がすごく深まりました。また早乙女太一さん演じる花田に投げられるシーンがあったのですが、撮影後に『軸がしっかりしてて投げ易かった』と言っていただけて、ダンスやってて良かった、と思いました」と、撮影の様子を振り返った。
s**tkingzのメンバーからは「みんなビックリしながらも『おめでとう!凄いね!頑張って!』と言ってもらえました。いつも照れ臭くて冷静を装ってしまうんですが内心はとても嬉しかったのを覚えています」と明かした。
最後に、「登場人物の背景一つ一つにドラマがあり、本当の正義とは何か?悪とは何か?という重厚なテーマも兼ね備えた作品だと思いました。上林組の絆の強さとぶっ飛びっぷりを是非観て欲しいなと思っております!」と作品をアピールした。