バカリズムが月9出演、竹野内豊と14年以来の共演 永野芽郁は美人局で起訴された女役
フジテレビ系で現在放送中の月9ドラマ「イチケイのカラス」にお笑い芸人のバカリズム、永野芽郁、広瀬アリス、遠藤憲一が出演することが分かった。5月21日に公開となる映画「地獄の花園」(関和亮監督)との“コラボ”となる。
5月21日に公開となる映画「地獄の花園」とのコラボ
フジテレビ系で現在放送中の月9ドラマ「イチケイのカラス」にお笑い芸人のバカリズム、永野芽郁、広瀬アリス、遠藤憲一が出演することが分かった。5月21日に公開となる映画「地獄の花園」(関和亮監督)との“コラボ”となる。
同ドラマは、民放連ドラ初となる刑事裁判官が主人公の爽快リーガルエンターテインメント。竹野内豊演じる東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間みちおと、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴(黒木華)らイチケイメンバーの活躍を描く。
週替わりで登場する旬なお笑い芸人といった豪華な顔ぶれにも注目が集まっているが、このたび、さらなる豪華ゲストとして、映画「地獄の花園」から主演の永野、広瀬、遠藤、さらには脚本を担当したバカリズムが登場することが決定した。かつて竹野内主演の連続ドラマ「素敵な選TAXI」(2014年、関西テレビ)で脚本を務めたバカリズムが、自身も喫茶店のマスター役で出演したことをきっかけに竹野内と親交を深め、その関係性から今回のコラボが実現したようだ。
コラボ第1弾として、26日放送の第4話に永野、広瀬、遠藤の3人が被告人役で登場。ヤンキーOLの派閥争いを描くノンストップコメディー映画「地獄の花園」での体当たり演技が注目を集める3人だが、「イチケイのカラス」でも負けず劣らずの強烈キャラを見せつける。永野は美人局(つつもたせ)の罪で起訴された女、広瀬は銃刀法違反を犯した極道妻、そして遠藤はさい銭泥棒の常習犯とそれぞれアクの強い被告人を演じ、東大卒のエリート裁判官・坂間を前にひたすら挑発的な態度を繰り返す。
そして、コラボ第2弾として5月10日放送の第6話にバカリズムが被告人役で登場する。窃盗だけで前科6犯、絶対に人を傷つけず、お金が余っていると踏んだ家しか狙わない美学を持つ、泥棒という仕事に魅せられた男・岸田茂(きしだ・しげる)を演じる。ひょうひょうとした立ち振る舞いで、本心を一切見せない岸田の本当の目的とは……。そんなミステリアスな岸田をバカリズムがどう演じるのか注目だ。竹野内との親交とは打って変わり、ドラマでは裁く者と裁かれる者という立場。法廷で対峙(たいじ)する竹野内とバカリズムの緊迫した競演は見応えたっぷりだ。
バカリズムは「竹野内さんとは『素敵な選TAXI』以来の共演だったので、参加させていただけてうれしかったです。しかも監督が星野(和成)さんで、さらには升(毅)さんもいたので、個人的には2割くらい『素敵な選TAXI』感覚で安心感がありました。ただ、とてつもない長ぜりふがあったので本番は吐きそうでした」と撮影を振り返った。