文系理系&男女別「就職先人気企業ランキング」発表 18年ぶり1位奪還、異例の結果も
株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソースが、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に「ダイヤモンド就職先人気企業ランキング調査」を実施。「文系男子」「理系男子」「文系女子」「理系女子」の人気企業ランキングを発表している。
「文系男子」「理系男子」「文系女子」「理系女子」の人気企業ランキングを発表
株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソースが、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に「ダイヤモンド就職先人気企業ランキング調査」を実施。「文系男子」「理系男子」「文系女子」「理系女子」の人気企業ランキングを発表している。
コロナ禍の就活戦線をくぐり抜け、今年4月に入社した21年卒大学生の就職内定率は、2月1日時点で89.5%(厚生労働・文部科学両省調査)と10年ぶりに前年同時期を下回り、長く続いた学生優位の「売り手市場」は一転して厳しい環境に変化している。
そんな中、ダイヤモンド就活ナビ2022に会員登録している就職活動中の大学3年生と大学院1年生を対象に調査。5637人が就職希望企業先について回答し、文系男子、理系男子、文系女子、理系女子の4部門に分け、それぞれトップ20を発表した。
文系男子では、伊藤忠商事がV2を果たしたほか、総合商社がトップ10に2社ランクインしている。理系男子では、ソニーグループが03年調査以来18年ぶりに1位奪還。新型コロナ感染拡大による巣ごもり需要の継続も影響し、特にゲーム・ネットワークサービス分野、音楽分野で大幅な増収増益。好調な業績とともに人気が復活した格好だ。
文系女子では、東京海上日動火災保険がV2を果たしたほか、メガ損保がそろい踏み。安心して長く働ける環境が整っていることや、入社後に実際に制度を活用できるのかを重視する傾向が見える。理系女子では、森ビルが調査開始以来初の1位。さらにデベロッパー3社が上位を独占する異例の結果となっている。