銀座コージーコーナーは20日、「夢のケーキコンテスト 2020」でグランプリと準グランプリに輝いたケーキを公開した。

「夢のケーキコンテスト」は、小学生以下の子どもたちから“こんなケーキがあったらいいな”と思うケーキの作品をイラストで募集し、受賞作品を銀座コージーコーナーのパティシエが本物のケーキにして受賞者にプレゼントする、子どもたちの夢をかなえる取り組み。

　今回は、2020年8月1日～9月30日に作品を募集し、全国から1万3654件のイラストが集った。

　グランプリにはいつもお世話になっている祖父母に長生きしてほしいという願いを込めて描いた脇川奈々さん（応募当時10歳／神奈川県）の「かめの長生きケーキ」、また準グランプリには、小学校に入学してすぐ休校になり、学校が始まってからは毎日楽しそうにランドセルを背負う妹を想って描いた鮏川蒼さん（応募当時9歳／栃木県）の「くだものいっぱいランドセルケーキ」が選ばれた。

　YouTubeには、ケーキの製作段階から完成したケーキを受賞者に渡す特別贈呈式までの過程をまとめた映像を公開している。

　グランプリの脇川さんは、「箱を開けた瞬間、自分のデザインしたケーキがキラキラ輝いていて、とても感動しました。大好きな果物もたくさんで本当に美味しいケーキでした。祖父母に長生きして欲しいと願って考えたので、一緒に食べる事が出来て幸せです」とコメント。

　鮏川さんは「ドキドキしながら箱を開けたら、すごく大きくて、キラキラしていて、いいにおいのするとってもかわいいケーキが入っていて本当に感動しました。おいしいケーキを妹とお腹いっぱい食べられて、うれしかったです！」と喜んだ。