杉咲花、感無量 主演の朝ドラ撮影終了「一生この現場で演じたいと思うほど毎日幸せ」
女優・杉咲花がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)が、14日にクランクアップしていたことが15日、明らかになった。NHKが発表した。主人公の千代を演じた杉咲は、この日、NHKを通じてコメントを発表した。
NHK「おちょやん」14日に撮影終了、コロナ禍の撮影休止乗り越え 放送は5月15日まで
女優・杉咲花がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)が、14日にクランクアップしていたことが15日、明らかになった。NHKが発表した。主人公の千代を演じた杉咲は、この日、NHKを通じてコメントを発表した。
「出演者のみなさん、スタッフのみなさんがこの作品を愛して、自分の仕事に誇りを持っていて、その姿が一人一人みんな輝いていて、本当にすてきな現場でした。悔しい思いになったこともたくさんありましたが、それ以上に現場が楽しくて『おちょやん』という作品が大好きで、一生この現場で演じていたいと思うほど毎日が幸せでした。本当に、毎日現場に行くのが楽しみだったので終わってしまうのはとてもさみしいですが、今、千代という役に対してやり残したことはないと感じています。今の自分にできることは精いっぱいやりきれたのではないかと思うと、感無量です。本当にすばらしい時間を過ごさせてもらいました」
昨年4月2日に撮影がスタートし、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、途中2か月半の撮影休止があった。制作統括の櫻井壮一氏は視聴者やキャストに感謝し、さらに杉咲に対し「ヒロインとして、チームの座長として、大きなプレッシャーの中、長期間スタッフ、キャストを引っ張っていただきました。本当に、お疲れさまでした。杉咲さんはこれまで、竹井千代の人生を誠実に、全力で、駆け抜けてきました。『おちょやん』チームは、杉咲さんをヒロインに迎えることができて幸せです。心より感謝いたします」とコメントした。
さらに、「ドラマはこれから終盤に向けて、大きな山場を迎えます。引き続き、ヒロイン千代が生きる物語をハラハラ、ドキドキしながら、最後まで見届けていただけますようお願いいたします」と続けた。放送は5月15日までを予定している。