前田敦子、成田凌を20発ビンタで謝罪「申し訳なかったです、ごめんなさい」

映画「くれなずめ」の完成披露舞台あいさつが15日、東京・テアトル新宿で行われ、主演の成田凌、高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹、前田敦子、松居大悟監督が出席した。

映画「くれなずめ」の完成披露舞台あいさつに出席した前田敦子【写真:ENCOUNT編集部】
映画「くれなずめ」の完成披露舞台あいさつに出席した前田敦子【写真:ENCOUNT編集部】

成田は撮影現場の雰囲気を絶賛「不安になるくらい楽しかった」

 映画「くれなずめ」の完成披露舞台あいさつが15日、東京・テアトル新宿で行われ、主演の成田凌、高良健吾、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹、前田敦子、松居大悟監督が出席した。

 本作は松居監督が主宰する劇団ゴジゲンで2017年に上演した舞台を自ら映画化した作品。友人の結婚披露宴で余興をするべく集まった高校の同級生6人が、披露宴と2次会の間の時間を持て余しながら、昔の記憶に思いをはせるさまを描いている。

 主人公を演じた成田は撮影を振り返り、「最高に楽しかったです。最高の日々を送り過ぎて、逆に不安になるくらい楽しかったです。文字にすると、男ってどれだけばかな会話しているんだろうと鮮明にわかる台本でした。アドリブもほとんどなくて、自然と楽しくなっちゃう台本でした」とコメントした。

 高良は「台本を読んでみたらとても面白くて、配役にハマケンさん(浜野)の名前もあったので、速攻ハマケンさんに『楽しみですね』って電話をしたんですよ。そうしたらハマケンさんはその事実を知らなかったんです。『すいません。聞かなかったことにしてください』って謝りましたよ」と告白すると、それを聞いた浜野は「マネジャーより早かったです」と明かした。

 続けて、「監督とは腐れ縁みたいな感じなんですよ。ずっと松居組の映画に出たかったんです。じつは普通に(成田)のファンで、目の前にいると緊張するときもあって、そのときに松居くんのところに行くと、松居くんも緊張していて、お前にさく時間はないみたいな態度をされるんですよ。でも楽しかったです」と振り返った。

 劇中で成田を前田がビンタするシーンがあるが、成田は「僕が(前田のビンタを)よけちゃって。怖すぎて。大きく振りかぶってメッチャにらんで歩いてくるので、怖くてちょっとよけてしまい、監督から怒られました。結果的に、20回くらい撮り直したんですよ。こんなにやったのに使われているカットは1番引きのカットでした」と明かすと、20回のビンタをした前田は「申し訳なかったです、ごめんなさい」と謝罪。すると成田は「前田敦子さん最高でした」と絶賛した。

 気迫を見せた前田は「最後の決闘のシーンで、この6人に勝てる女でいてほしいと言われました」と松居監督との会話を明かした。

「くれなずめ」は29日よりテアトル新宿ほかで全国公開される。

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