ニフティ株式会社が運営する子ども向けサイト「キッズ@nifty」にて「なりたい職業」に関するアンケート調査を実施し、「小中学生がなりたい職業」ランキングを公開した。

　今回の調査では3月1日から同31日まで、小中学生を中心とした子どもたち2448人を対象に「なりたい職業」や「なりたいと思ったきっかけ」、「親から勧められたことのある職業」などについてアンケートを行った。

　小中学生の約9割がなりたい職業が「ある」と回答。そして、なりたい職業の1位は「マンガ家・アニメーター（イラストレーター）」、2位は「学校の先生」、3位は「声優」という結果になった。

　昨年は「鬼滅の刃」が一大ブームを巻き起こすなど大ヒット。日本のアニメ産業市場は拡大しており、子どもたちにとってもアニメやマンガがより身近となり、憧れの対象となっていることを反映する調査結果となった。

　また親から勧められた職業で最も多かったのは「医者」。上位には「公務員」「看護師」「薬剤師」などがランクインしている。収入が安定しているイメージの職業が並び一方、子どもたち自身は好きなことや憧れていることをなりたい職業として挙げている傾向があり、親子間でギャップが垣間見える結果となっている。