10歳の人気子役、明石家さんまプロデュースのアニメ映画の主題歌を歌唱 吉田拓郎の名曲

明石家さんまが企画・プロデュースを務め、大竹しのぶが主人公を演じる劇場アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」(6月11日全国公開)で、主題歌で吉田拓郎の楽曲「イメージの詩」を、人気子役の稲垣来泉(いながき・くるみ)が歌唱することが決まった。5月26日から先行配信となる。

人気子役の稲垣来泉
人気子役の稲垣来泉

人気声優の花江夏樹や下野紘も出演 劇場アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」

 明石家さんまが企画・プロデュースを務め、大竹しのぶが主人公を演じる劇場アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」(6月11日全国公開)で、主題歌で吉田拓郎の楽曲「イメージの詩」を、人気子役の稲垣来泉(いながき・くるみ)が歌唱することが決まった。5月26日から先行配信となる。

 本作は、漁港の船に住む訳あり母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密が紡ぐ感動のハートフルコメディーで、さんまが直木賞作家・西加奈子の小説にほれ込み、企画・プロデュースをすることに。肉子ちゃん役を大竹、娘・キクコ役をCocomiが務め、人気声優の花江夏樹や下野紘の出演でも話題を呼んでいる。

 主題歌は、さんまの最愛の曲であり「人生の教科書」だと語る、吉田拓郎の名曲「イメージの詩」。この楽曲を10才の稲垣が歌唱するのだ。さんまが声を気にいって選んだという稲垣は、これまで数多くのドラマや映画、CMに出演。楽曲を歌唱し発表するのは、今回が初めてとなる。大人の男性が歌う歌詞をわずか10歳で見事に表現している。

 稲垣はレコーディングを終えた感想について、「私は歌は好きですが、うまいほうではなく、とても緊張していました。レコーディングの時は、HIDEさんをはじめスタッフの皆さんが、私にわかりやすく『ここは4時間目の体育の時間が終わった時の感じで歌ってね』と学校の教科の時間で表してくれたので、とても歌いやすくて面白かったです」と振り返った。

 続けて、「さんまさんもとてもほめてくれました。さんまさんが声で選んでくれたことに自信を持って私は歌いきりました。さんまさんやスタッフの皆さんが、うなずいてくれたので、とても良い歌になっていると思います」と、歌唱に自信を込めた。

 さんまについての感想も明かした。「さんまさんはメガネをかけていて、最初は遠くでしか見えていなかったので『オーラがすごいけれど、だれかな? でも優しそうな方だなぁ』と思っていました」というが、「さんまさんは、たくさんほめてくれて、笑わせてくれて休憩の時も優しくたくさんお話してくれたので、面白くてずっと笑っていました」と、楽しく交流したことを語った。

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