SKE48松井珠理奈、卒業コンサートで愛を叫ぶ「大好き、幸せ、ありがとう!」

アイドルグループ「SKE48」の松井珠理奈が11日、愛知・名古屋市の日本ガイシホールで開催された「松井珠理奈卒業コンサート@日本ガイシホール ~珠理奈卒業で何かが起こる!?~」に出演し、涙の卒業スピーチを行った。

本番中、ショートカットに変身した松井珠理奈【写真:(C)2021 Zest,Inc./AEI】
本番中、ショートカットに変身した松井珠理奈【写真:(C)2021 Zest,Inc./AEI】

松井珠理奈卒業コンサート@日本ガイシホール ~珠理奈卒業で何かが起こる!?~

 アイドルグループ「SKE48」の松井珠理奈が11日、愛知・名古屋市の日本ガイシホールで開催された「松井珠理奈卒業コンサート@日本ガイシホール ~珠理奈卒業で何かが起こる!?~」に出演し、涙の卒業スピーチを行った。

 珠理奈は、2008年7月31日にSKE48の第1期生オーディションに合格。同年10月にお披露目され、アイドル人生を歩み始めると、AKB48のシングル楽曲「大声ダイヤモンド」で選抜入りを果たし、前田敦子とセンターを務めた。SKE48のシングル表題曲でも、デビュー作の「強き者よ」から「不器用太陽」まで、15作連続でセンター(ダブルセンター含む)を務め、グループの絶対的なエースに就任。18年の「AKB48 53rdシングル世界選抜総選挙 ~世界のセンターは誰だ?~」では、悲願の1位を獲得して世界チャンピオンに輝いた。

 昨年9月に予定されていた卒業コンサートは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止。仕切り直しの卒業コンサートは、SKE48の仲間たちが旅立っていった日本ガイシホールで行われた。

 ラストコンサートでは、「青空片想い」「赤いピンヒールとプロフェッサー」「大声ダイヤモンド」「Glorydays」、卒業シングルの「恋落ちフラグ」、アイドル人生を彩った数々の名曲を披露した。コンサート前半、肩まで髪の毛があった珠理奈は、12曲目の「Parting shot」でショートカットに変身して登場。本番中に髪の毛を切ったことを明かし、「カツラじゃないよ」とファンを驚かせた。

 卒業した1期生メンバーも特別出演し、1stシングルの「強き者よ」で歴史を感じさせるパフォーマンスを披露。スケジュールの都合で来場できなかった、松井玲奈、大矢真那からはメッセージVTRが届き、48グループOGの高橋みなみ、小嶋陽菜、宮澤佐江らもVTRで珠理奈の卒業を祝った。

 MCで珠理奈は、世界選抜総選挙の際、支えてくれたメンバーに感謝し、「みんなが頼もしくて、卒業を決められました。やっと素直な気持ちでしゃべることができました。たまにはいいよね、泣いても」と涙。さらに、ファンへ向けては、「ファンのみなさんが側にいれば夢はかなう、13年間、みなさんがそう思わせてくれました。今のつらい思いだったり、モヤモヤしている気持ちも、みんなで信じて、手を取り合って、心をつないでいけば、きっと明るい未来になるんじゃないかな」とメッセージを送った。さらに、「48グループ、アイドルグループ、この世の中、また明るい未来が来たらいいなと思いながら、私も明るい未来へ向けて卒業します」と、前を向いて語った。

 素直な思いを伝えた珠理奈は、仲間たちが作った花道を一歩ずつ進んでいくと、「大好き、幸せ、ありがとう!」と、愛を叫んで退場。そして、ステージに残ったメンバーは、珠理奈が作詞した未発表曲「オレンジのバス」を初披露して、“アイドル・松井珠理奈”のラストコンサートの幕を下ろした。

 また、卒業コンサートの昼公演では、SKE48劇場での卒業公演が、4月29日に開催されることが発表された。

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