宮崎あおい、印象的だったのはホストの回 「ザ・ノンフィクション」放送1000回SP
女優・宮崎あおいが、語りを担当するフジテレビ系のドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(毎週日曜、午後2時)の「放送1000回SP」前編(11日放送)に向け、コメントを発表した。
「自分が読んでいて泣いてしまうことも」
女優・宮崎あおいが、語りを担当するフジテレビ系のドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(毎週日曜、午後2時)の「放送1000回SP」前編(11日放送)に向け、コメントを発表した。
宮崎が最初にこの番組のナレーションを読んだのは18歳の時。以来、最多の34回の放送を担当してきた。
宮崎の一問一答は以下。
――18歳の時に初めて「ザ・ノンフィクション」のナレーションを読んだ時の気持ちは?
「ナレーションの経験もあまり無かったので、緊張していたのを覚えています。ブースの中にいても、外にいるプロデューサーさんの声がものすごく聞こえていたんです。マイクの前にいるディレクターさんが指示を出しているのではなく、その後ろにいるプロデューサーさんが指示を出していました」
――ナレーションを担当した回で一番印象に残っている回は?
「ホストの方たちの回は、自分が普段見ることのない世界の方たちのお話でしたし、シリーズだったこともあって、印象に残っています。後半に出てきた新人のホストの方とのやりとりで、お部屋に置いてあった着ぐるみを投げたんです。映画やドラマで、もしそれをしたら“わざとらしいからやめておこう”と言われてしまうようなことだったのですが、“リアルってこういうことなんだ”と思った記憶があります。そして、その後いろいろ大変な事が起きたんですよね。人生ってさまざまなことが起こるんだなというのを長い期間にわたって追わせてもらったので、このシリーズはとても印象的でした」
――番組で、知らない世界や価値観に出会うことも多かったですか?
「私はシンプルにこの番組のファンなので、今収録を終えたのですが、心の中が忙しかったです。今まで声のお仕事をさせていただく時、無意識のうちに、その物語に寄り添ってナレーションを読ませてもらっていたというのを改めて実感したんです。そのひとつひとつに寄り添うことに忙しかったので、読んでいてもふわーっとその気持ちに入っていくのだけれど、またすぐ違う気持ちに入っていかないといけないのが、今回の総集編で、ものすごくぜいたくでもあり、大変なことでした。自分が読んでいて泣いてしまうこともありましたし、自分が関わっていない作品で感動したり、学んだりすることもたくさんあったので、すごい番組だなと改めて思いました」
――今回の「放送1000回SP」の見どころ・感じたところは?
「いろんな方のナレーションをぎゅっとたくさん見られたのも個人的には面白かったです。過去のダイジェストではなくて、全部を見たい回もたくさんありました。もちろんこれまで『ザ・ノンフィクション』を見てこられた方もご覧になると思いますが、初めてこのスペシャルを見た方も、きっとこの番組をこれから見続けようと思われるのではないかと思いました。本当に面白かったんです。私も長くこの番組を見ていきたいので、大変な時代になってきたし、密着するのもなかなか難しいでしょうけど、頑張って下さい。これからも一ファンとして応援していきたいと思います」
※宮崎あおいの「崎」の正式表記はたつさき