月9「朝顔」に続き「角瓶」CMソングが話題 宇多田ヒカルも絶賛した折坂悠太の“原点”
最近は週に1度インスタライブ「反応が返ってくるのがうれしいんです」
昨春からのコロナ禍ではライブの中止も経験した。「最初は曲を作ったり、少し技術を高める練習できる時間が持てるのはいいなと思っていたんですが、表現の中には1人ではできないことも出てきたり、自分の表現を披露できる場が少なくなることがきつくなってきました。最近は週に1度、インスタライブをやっています。普通にライブを40分くらいやっていますが、反応が返ってくるのがうれしいんです。そういう循環がないと、健康でいられないなと身にしみて感じました」
現在はアルバムの準備中だ。「少し前は世のため、人のために、曲を作ると考えていました。だから、言葉も分かりやすくするということもあったんですけども、今は自分のために曲を作るというのもいいのかなと思いました。それが誰かのためになるかもしれないから」。折坂の歌の世界観は次のステージに向かっていく。
□折坂悠太(おりさか・ゆうた)1989年9月16日、鳥取県出身。幼少期をロシアやイランで過ごし、帰国後は千葉県に移る。2013年よりギター弾き語りでライブ活動を開始。18年にリリースした2ndアルバム「平成」がCDショップ大賞を受賞。19年にシングル「抱擁」を発表。19年7月クールのフジテレビ系ドラマ「監察医 朝顔」主題歌としてシングル「朝顔」を発表、20年11月から2クール放送の「監察医 朝顔」では「鶫」を提供。20年3月ワンマンライブ中止に伴い、配信ライブ「折坂悠太 単独配信 2020 (((どうぞ)))」を開催。同年4月に新曲「トーチ」をリリース、同年8月にライブ盤「暁のわたし REC2013-2019」を発売する。映画「泣く子はいねぇが」の主題歌・音楽も担当した。
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【動画】「この歌流れた瞬間泣きそうになる」の声も。再生回数が480万回を突破した「朝顔」の公式MV