橋田寿賀子さん訃報に渡鬼ファミリー悲痛 船越「心の整理つかない」藤田「さみしい」

橋田寿賀子さんが4日に急性リンパ腫のため、95歳で亡くなった。訃報を受けてTBS系「渡る世間は鬼ばかり」の出演者からは驚きと悲しみの声が次々とあがっている。

脚本家の橋田寿賀子さん
脚本家の橋田寿賀子さん

「渡る世間は鬼ばかり」の出演者が続々と悲しむ声

 橋田寿賀子さんが4日に急性リンパ腫のため、95歳で亡くなった。訃報を受けてTBS系「渡る世間は鬼ばかり」の出演者からは驚きと悲しみの声が次々とあがっている。

 船越英一郎は「お元気で次回作の筆を振るわれていらっしゃると確信しておりましたので、突然の訃報にまだ心の整理がつきません。父、母と親子3人にわたり、先生の作品世界の住人にさせていただきましたこと、そして何より橋田賞をちょうだいしましたことが私の誇りです」と追悼のコメント。

 馬渕英里何は「突然の訃報に大変驚き、言葉がありません。今年、ファミリーと再開できることを楽しみにしておりました。橋田先生がこのコロナ禍をどう描くのか。本当に心から楽しみにしていた矢先のことで、悔しい、さみしい、残念、どれもしっくりこない。ただただ心にぽっかり穴が空いたようなそんな状態です。たったお一人でたくさんの人物の思いをお書きになるお姿、毎度圧巻でした。たくさん学ばせていただいた、鍛えて頂いた、高い山にいくつも登らせていただいた、そんな体感だけがよみがえります」。

 藤田朋子は「突然のことすぎて言葉が見つかりません。毎年、お誕生日に笑顔でごあいさつさせていただいていましたが、去年は、お目にかかれず、今年は5月にお会いできるのかなと、心待ちにしていました。ご病気のことも存じ上げずにいました。信じられません。先生、また、お会いしたかったです。さみしいです。どうしようという気持ちです」とコメントした。

 また、中田喜子は「橋田先生の作品に初めて出演させていただきましたのが、25歳の時でした。それから40年以上、先生が生み出す人間味あふれるドラマに出演させていただきました。いつも力強い声でお話なさる先生にもうお会いできなくなるとは、今も信じられません」と悲しみの声をあげた。

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