井ノ原快彦が思うV6の音楽「どんな曲も俺たちが歌えば何とかなる。歌うとV6になる」
V6の井ノ原快彦が3日、NHKの「みんなのうた60」アンバサダーとしての思いやV6への思いなどをコメントした。
「みんなのうた60」アンバサダーに「歌に対する“好き”という気持ちぶつけたい」
V6の井ノ原快彦が3日、NHKの「みんなのうた60」アンバサダーとしての思いやV6への思いなどをコメントした。
「みんなのうた」は1961年4月3日にスタートし、これまで約1500曲放送してきた。3日は放送開始60年の節目の日。NHKは2021年から22年にかけて「みんなのうた」60年イヤーと位置づけ、5月8日には公開生放送の「みんなのうた60フェス」(午後7時30分)など、さまざまな特集番組などを予定している。
井ノ原は「僕が大人になるにあたり育ててくれた歌たちに対する“好き”という気持ちを思い切りぶつけていきたい」とアンバサダーとしての思いを示した。また、「『みんなのうた』の話がくるのは名誉なこと。自分が生きてきた中で、会った曲たちと肩を並べるというのはとてもうれしい。僕は、こたつが好きですが、いろんな音楽があるけど『みんなのうた』のフィルターを通すと(こたつのような)温もりが生まれる」と「みんなのうた」の魅力を表現した。
また、もし自身が番組を制作するなら、V6というグループで活動してきたからとした上で「仲間っていいよなとか、1人より2人の方が楽しいとか、そういう歌がいい」とした。
V6としては「WAになっておどろう」が97年に「みんなのうた」で放送された。井ノ原は同曲を「すーっと来てくれて、ずーっといてくれる感じ」と表現。「コンサートで歌わなくとも心の中で鳴っている感じがする。今は輪になることをすごく意識して活動をしているので、原点にあるんだろうなと思います」とした。
また、井ノ原自身にとってV6の音楽はどんな存在かについても言及。約400曲あるが、最近は海外の方に曲を作ってもらうことも多いと紹介すると「どんな曲も俺たちが歌えば何とかなる。歌うとV6になる。成立する。そういう力が僕らにはある」とコメントした。
最後はグループで活動していて良かったと思うことについて、「苦しくなったり、歌詞を忘れても誰かが歌ってくれる。とりあえず何とかなる」と説明。約20年前、公演中に井ノ原が首を痛めて途中、1人だけ病院に行き、帰ってきた際、外から5人のステージを見て「いいグループだなと思った。あそこにいたんだと、すごく誇らしくなった」と紹介。「1人だったら首をおかしくした時点で中止になっていた。みんな気持ちをつなげてやってくれていた。グループで良かったなと思います」とV6への思いを示した。