【ズバリ!近況】ピンクスーツの小泉チルドレン・井脇ノブ子明かすシェアハウス生活と生死さまよった病
月9万円の国民年金でシェアハウス暮らし
今、住んでるのはシェアハウス。長年の支援者で、4歳年上の秘書だった女性のマンションに住ませてもらってる。彼女の亡くなった旦那さんやご両親にもすごく応援してもらってね。私は05年の衆議院議員選挙で当選するまでに何度も挑戦していたから、そのたびにマンション売ってまで支えてくれた人たち。自分のマンションもあったんだけど借金で取られて、住む所がなくなって、その方のお世話になってるわけ。ありがたいね。うん、ずっと独身。27歳の頃、婚約者がいたけど、母親に「結婚して1人の子の親になるより、教育者になってほしい」と言われたから。
講演ができなくて、収入は月9万円の国民年金だけ。議員年金なんてないよ。9万円のうち3万円を家賃として払ってる。それでも暮らしていけるのは、私はもともと教育者で5万人もの学生たちを育ててきたでしょ。その子たちが年中、米からみそから野菜、果物、洋服……何でも送ってきてくれるから。お金を使う、なんてことはほとんどない。ときどき外食するぐらい。酒、たばこ、遊びもやらないし、デパートには行ったこともない。何もいらない。物欲はないから。貯金もない。病気したときの入院費や45万円の手術代は、見舞い金から払った。政界の先生方や子どもたちが200人ぐらい見舞いに来てくれたから。
次期衆院選への出馬はあるのか!?
生活は夜11時消灯で朝は7時半起床。朝ご飯を作るのが私の担当。ご飯炊いて魚焼いて、玉子焼き焼いて、みそ汁作って。日中は水彩画を描いてる。若いときに「少年の翼」や「少年の船」で子どもたちを飛行機や船に乗せて、中国やカナダ、イギリス・ロンドンへ連れて行ったから、行った先々で「きれいだな」と思った風景を、ノートにペンでササッと描いてたの。それに、色をつけてる。
運動もやってる。学生時代は水泳をやってて、五輪選手と一緒に取材を受けたことがあるぐらいやから、もともとスポーツマンよ。去年、退院した後、毎日5000歩歩いて、6キロのダンベルを120回、スクワット100回。ずーっと続けてる。病気で痩せたおかげもあって、血糖値は109mg/dL、HbA1c(グリコヘモグロビン)が6.2%だから体調バッチリ。筋肉もついて、もうやる気、元気、いわき、よ(笑)!
次の衆議院議員選挙に出馬? それはない。もう年やから、今度議員やったら10日で死んじゃう(笑)。だけど、勉強は続けている。志帥会っていう自民党の派閥の勉強会の参与だから、コロナ前は毎週木曜にみんなで集まって政治問題を話し合って、今は自分で毎晩7時から10時まで本や資料を読んだり、提案書を作ったりしている。この間も診察や治療ができる病院船を、日本海側に3隻、太平洋側に3隻導入しよう、という提案書を作ったの。有事のときは病院で、普段はホテルにしてもいい。内閣府で検討してもらったけど「1000億円かかるから」って結局、採用されなかった。日本のような災害が多い国には必要だと思うけどね。
今は次の世代のリーダーになる人物を育てることが夢。国を興し、世を清め、社会改革ができる人間を育て上げること。ただそれだけ。今は国際青少年交流協会の理事長を務め、モンゴル、チベット、インド、ネパール、ブータンから来た1200人もの留学生を世話している。その子たちが日本の大学を出て就職・結婚して、いろんな問題を抱えているからその相談を受けたりね。人助けに力を尽くそうと思ってる。私、子どもが大好きだから。