坂口健太郎、主演映画初日で「特別な作品」 伊原剛志は坂口に「ギャップ萌え」
俳優の坂口健太郎が2日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた主演映画「劇場版シグナル」(橋本一監督)の初日舞台あいさつに出席した。
伊原剛志の20年後は「78歳なのでコロっと死んでいたい」
俳優の坂口健太郎が2日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた主演映画「劇場版シグナル」(橋本一監督)の初日舞台あいさつに出席した。
韓国の傑作ドラマを原作に2018年にフジテレビ系でリメイク放送された連続ドラマを今回は完全日本オリジナルストーリーとして映画化した。無線機でつながれた“現在”を生きる刑事・三枝(坂口)と“過去”を生きる刑事・大山(北村一輝)の活躍を描いた。
激しいアクションシーンの連続に体当たりで挑んだ坂口は「すごくエネルギーと熱量をささげて撮った作品。こういう時代だけど公開できるのはすごくうれしい。三枝という役を長期間演じられ、とってもありがたい経験をさせてもらいました」とPRした。
ストーリーにからめて20年後について聞かれると橋本監督は「コロナがなくなってスキッとした世の中になってほしい。それに尽きます」と切実。正義感の強い警察幹部を演じた共演の伊原剛志は「78歳なのでコロっと死んでいたい」と語った。
ジャーナリスト役の奈緒は「いろんな職業がなくなっていると思いますが、映画にかかわる職業はなくなってほしくない」。長期未解決事件捜査班を率いる桜井を演じた吉瀬美智子は「孫がいたりして。かわいいおばあちゃんになっていたい」と笑顔を浮かべた。
過去の刑事役の北村が「20年後もこうやって舞台に立てたらいいな」と言うと、坂口は突然、北村の方を向いて「今何歳ですか? 20年後は北村さんとほぼ同じ年になる。なんか北村さんを見ていると20年後ってすごく楽しそうで、未来は明るいという気がします」と俳優人生を突き進む覚悟を見せた。
一方、坂口の印象について伊原は「試写を見てビックリした。坂口君がこんなにアクションできるんだって。普段は“ほわー”とした感じなのにキレッキレで。ギャップ萌えですか? すごいな」と壮絶アクションを演じた坂口の熱演を称えていた。