49歳で出産の女優・小松みゆき、不妊治療における男性検査訴え「もっと気軽に病院へ」
49歳8か月で第1子女児を出産した女優・小松みゆきが31日、インスタグラムを更新。不妊治療における男性検査の大切さを訴えた。
「人目が気になるという方々、それ、間違えてますよ!」
49歳8か月で第1子女児を出産した女優・小松みゆきが31日、インスタグラムを更新。不妊治療における男性検査の大切さを訴えた。
「不妊治療には様々な検査があります」とつづり、不妊治療は夫婦の問題と位置づけ、男性の不妊治療について言及した。
「女性はホルモン値も子宮も卵巣も甲状腺も…とあちこち調べるところがありますが男性の最初の検査はたった一つ、精液だけです」と主張。
「一般的な血液検査は同時にありますが、この精液検査で問題がなければその後とくに検査はありません」と強調し、男性は女性に比べ、負担が軽いとの見方を示した。
また、精液の採取方法については、自宅から持ち込むのではなく、病院で採取する方法を勧めた。
「持ち込みも採精室(院内の精子を採取するための個室)利用もどちらも経験した身からしますと、やはり採精室からすぐ提出の方が精子の状態は良かったからです」と自身の経験を踏まえて明かした。
とはいえ、男性にとっては気恥ずかしく、なかなかハードルの高いイメージもある。
だが、「人目が気になるという方々、それ、間違えてますよ!」と前置きし、「不妊治療病院に通う私たち女性から見ればそこに現れた男性は『HERO』なんです」「カッコいいんですよ」と、逆にパートナーの協力を評価する女性心理を指摘。
「そして、この検査が今後の治療を左右すると言っても過言ではありません」と続けた。
38歳で結婚し、42歳から不妊治療を始め、顕微授精は14回以上。約1000万円かけ、子宝を授かった。
不妊の原因のケースはさまざまだが、夫婦で検査を受けることで、一歩先に進むことは間違いない。
「男性にはもっと気軽に不妊治療病院へ行ってもらえるようになって欲しい」と願った。