青木崇高、SPドラマ「シグナル」に出演 共演の坂口健太郎は「熱いほとばしるものがある」
俳優の坂口健太郎が主演を務めるフジテレビ系スペシャルドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班 スペシャル」が、30日午後9時30分から放送される。
2018年放送の連続ドラマの続編 4月には劇場版も公開
俳優の坂口健太郎が主演を務めるフジテレビ系スペシャルドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班 スペシャル」が、30日午後9時30分から放送される。今回のスペシャルドラマは、原作の中でも珠玉のエピソードを映像化。新たなキャストとして青木崇高、桜井ユキ、古川雄輝らが出演する。
本作は、2018年にカンテレ・フジテレビ系で放送した連続ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」の3年ぶりの続編。謎の無線機が“現在”と“過去”の2人の刑事をつなぎ、さまざまな未解決事件を解決していくヒューマンサスペンスだ。坂口は“現在”の刑事・三枝健人を演じ、北村一輝が“過去”の刑事・大山剛志を演じる。そして、大山(北村)をひそかに思い続ける未解決班の班長・桜井美咲を吉瀬美智子が演じる。
青木が演じる元警察官で建設会社社長の石川匠は、警察官時代に警察上層部と関わるなど、重要な過去を持つ男。現在は、警察の権力をバックに好き勝手に生きており、坂口演じる健人と対峙する悪の存在だ。正義感あふれる健人と、石川が繰り広げる対決は、今作の見どころの一つとなっている。
青木は、自身の役どころについて「自分としては結構好きで、健人の正義に立ちはだかる存在ですけど、実は『個人と組織』という見方もあったりして、単純な『正義と悪』という対立軸ではないんです。また、石川は、組織の中では社長ですので、金と権力があり、そして魅力まで兼ね備えていないとダメだと思いました。知識や体験談が豊富で、聞き上手、話上手な人かもしれない。一緒にお酒を飲んだら楽しいだろうな、と思わせるような妙な魅力を感じるキャラクターに映ったら面白いですね」とアピール。
また、共演した坂口については「連ドラをやられていたスタッフさんやキャスト同士の結束感を感じましたし、自分の正義とどのように向き合っていたかというのを感じました。孤独だけど、その中に熱いほとばしるものがあるという、そういうたたずまいを感じました」と語った。
本作は4月2日に、オリジナルストーリーで描かれる劇場版も公開される。