34人から8人になった乃木坂46の1期生 「10年間の絆」と「存在感」見せつける
アイドルグループ「乃木坂46」が29日、無観客生配信ライブ「乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~1期生ライブ~」を開催した。
メンバーがメンバーをプロデュースする企画を実施
アイドルグループ「乃木坂46」が29日、無観客生配信ライブ「乃木坂46 9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~1期生ライブ~」を開催した。
本来は2月に、1期生から4期生まで期別ごとでの開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止策として期別ライブが延期に。現在も1期生としてグループをけん引する秋元真夏、生田絵梨花、齋藤飛鳥、高山一実、樋口日奈、星野みなみ、松村沙友理、和田まあやの8人での公演となった。
オープニングを飾ったのは、4thシングル「制服のマネキン」。当時のセーラー服を身にまとった1期生メンバーは、どこか懐かしさを感じさせる。その後、「会いたかったかもしれない」「指望遠鏡」「君の名は希望」と、初期のナンバーでオープニングブロックを締めくくった。
ライブ中盤では、メンバーがメンバーをプロデュースする企画ブロックへと突入。齋藤プロデュースの秋元は、猫のように「ニャーニャー」と4期生楽曲「Out of the blue」を歌い、松村プロデュースの高山は、ピアノの弾き語りで「僕のこと、知ってる?」を披露するも、途中からはピアノの弾き語りふうというオチをつけた。
また、秋元プロデュースの齋藤は、「ロマンスのスタート」を歌いながら、秋元からのリクエストに応えなくてはならず、歌っている途中でさまざまな表情や最後にはキス顔を披露するなど、メンバーの個性あふれるユーモアたっぷりの企画コーナーとなった。
終盤では、1期生メンバーの「The Original」と題され、日本レコード大賞曲「インフルエンサー」から幕を開ける。そして、10thシングル「何度目の青空か?」のカップリングに収録されたアンダーチーム曲「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」を披露。デビュー当時から選抜の常連である生田、松村、秋元がパフォーマンスするアンダー楽曲には、新鮮で見応えを感じた。さらに、デビューシングル「ぐるぐるカーテン」をもって本編は終了となった。
アンコールでは、3期生楽曲「思い出ファースト」からスタート。また、昨年リリースされた25thシングル「しあわせの保護色」のカップリング曲として収録され、ミュージックビデオのYouTube総再生回数が約2000万回と最もバズった4期生楽曲「I see…」も披露。後輩の曲をパフォーマンスする1期生は何とも初々しい。
ラストはデビューシングル「ぐるぐるカーテン」に収録された、アンダー楽曲「左胸の勇気」。歌唱後、キャプテンの秋元が「私たちは完全燃焼だね。全部使いきって、10年間の絆をみなさんにお見せできたんじゃないか。同期の仲間と大切な時間を過ごせて、それを大好きなファンのみなさんに見てもらうことができて、最高の時間でした。また、直接会える日を私たちも楽しみにしているので、その日を待っていてください」と思いを伝え、1期生の単独公演は幕を閉じた。
乃木坂46のスターティングメンバーは34人だったが、グループは10周年目に突入し、今や1期生は8人のみ在籍。3期生、4期生など若手メンバーの台頭により、世代交代も著しい乃木坂46ではあるが、今でも存在感は抜群で、貫録を見せつけた1期生単独公演だった。
なお本公演では、3期生、4期生の単独公演がサプライズ発表。4期生公演は5月8日、3期生公演は9日に開催することが明らかになった。