わーすた結成6周年 廣川奈々聖「こういう世の中でもワールドツアーは私たちの目標」
5人組アイドルグループ「わーすた」が27日、東京・TOKYO DOME CITY HALL(TDC)で、結成6周年記念ライブ「わーすた6周年ライブ『会場まるごとROCK YOU』」を開催した。昨年の結成5周年記念ライブは配信の形となったが、ライブ前に会見を行ったメンバーは地球規模の活動への思いを新たにした。また夏にニューシングルを発売することも発表した。
わーすた6周年ライブ「会場まるごとROCK YOU」都内で開催 夏にはシングル発売
5人組アイドルグループ「わーすた」が27日、東京・TOKYO DOME CITY HALL(TDC)で、結成6周年記念ライブ「わーすた6周年ライブ『会場まるごとROCK YOU』」を開催した。昨年の結成5周年記念ライブは配信の形となったが、ライブ前に会見を行ったメンバーは地球規模の活動への思いを新たにした。また夏にニューシングルを発売することも発表した。
リーダーの廣川奈々聖は「スキルアップ、レベルアップしていると思うのでその姿をしっかり目に焼き付けてもらえるライブにしたい」。また、今後の目標について、「ドームツアーとかアリーナツアーをやりたい。こういう世の中ですが、ワールドツアーは私たちの目標です。海外のファンの方に会い行けたらと思っています」と目を輝かせた。
新曲について廣川は、どんな曲か分からないとしたが、「個人的にはネコ耳を卒業したいと言い続けてきましたが、ここまできたら振り切ってニャンニャンを1回ぐらいしてもいいかな」。メンバー全員20歳以上となった今も、これまで同様にネコの耳をかたどった髪飾りをつけたかわいいパフォーマンスを継続する意向を示した。
一方、ライブでは涙を浮かべながら、「TDCのステージに立つのは2回目。その時は、まだデビューしたばかりで小さな存在でしたが、こうやってワンマンで立てるTDCは初めてで、一歩一歩大事に踏みしめながらパフォーマンスしました。その時は、こんなに堂々とステージに立つなんて想像つかなくて、笑顔も作れなかった。堂々とMCをして、笑顔を見せることができるようになったのは奇跡だと思います。もし、“わーすた”じゃなかったとしても“わーすた”のファンになっていたと思うし、生まれ変わったとしてもわーすたになりたいと思うほど魅力的で大好きなグループです。7年目も5人で頑張っていきたい」とファンに向けて語りかけた。
坂元葉月は「5周年は無観客の配信ライブになってしまい、悔しかったけど、無事に開催できてうれしい」。小玉梨々華は「この1年は思うように動けなくてライブの大切さやファンの方の大切をあらためて感じることができる1年でした。今日は感謝と私たちの成長を届けるライブにしたい」。三品瑠香は「ライブを見て、たまっているものを発散できるライブにしたい」。松田美里は「他のアイドルよりライブが強みと大きな声で言いたいと思っているので、自信満々のライブをたくさんの方に見てほしい」と語った。
ライブでは「萌ってかエモ」「春花火」など20曲を熱唱。2公演合わせて2000人のファンの歓声を浴びていた。
わーすたは、エイベックスのアイドルプロジェクト「idol street」の第4弾グループとして、2015年3月29日に結成。結成以来、「WORLD STANDARD」の略称であるように、メンバーは世界での活躍を視野に入れ、それぞれ英語やスペイン語、中国語などさまざまな国の言葉を勉強し、世界各国で日本のかわいいアイドルカルチャーを発信している。