第29回「橋田賞」が発表 大賞は該当なし、橋田賞に「エール」や長谷川博己らが選出
第29回「橋田賞」が28日に発表され、「橋田賞」に「エール」(NHK)、「あしたの家族」(TBS)、「ポツンと一軒家」(朝日放送)が選出された。
「橋田賞新人賞」は賀来賢人&上白石萌音
第29回「橋田賞」が28日に発表され、「橋田賞」に「エール」(NHK)、「あしたの家族」(TBS)、「ポツンと一軒家」(朝日放送)が選出された。
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同賞は日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に対して顕彰助成するもの。橋田文化財団では、各TV局、モニター、橋田文化財団選考委員の推薦作品および人を対象に検討を加え、受賞対象の絞込みを行い、橋田賞10件の候補を選出。その結果を22日に開催した橋田文化財団理事会に報告し承認されたため、28日の発表に至った。
今回は「橋田賞大賞」は該当なし。「橋田賞」には連続テレビ小説「エール」、新春ドラマ特別企画「あしたの家族」、「ポツンと一軒家」が選出された。
さらに「橋田賞」には脚本家で「麒麟がくる」(NHK)を手掛けた池端俊策、同ドラマで主演を務めた長谷川博己、「エール」でヒロインを演じた二階堂ふみ、「報道 1930」(BS-TBS)などに出演するキャスターの松原耕二が選ばれた。
また、「橋田賞新人賞」には「今日から俺は!!スペシャル」(日本テレビ)や「半沢直樹」(TBS)で好演した賀来賢人、「恋はつづくよどこまでも」(TBS)で反響を得た上白石萌音が選出。「橋田賞特別賞」を歌手の坂本冬美が受賞した。
橋田賞各賞には本賞として置時計、副賞として賞金100万円が贈与される。
令和元年度橋田賞新人脚本賞の公募を実施し、応募作品総数279篇、日本脚本家連盟所属の作家たちよる第一次審査を16篇が通過。さらに当財団選考委員による二次審査および最終選考を行い、「令和2年度橋田賞新人脚本賞」佳作2篇を選出した。入選作はなし。
○佳作
「ハゼと私とホタテと」 藤田知多佳(ふじた・ちたか/33歳)
「スミレの道標」 山脇さやか(やまわき・さやか/32歳)
受賞者には本賞として置時計、副賞として佳作賞金20万円が贈られる。
なお、第29回橋田賞授賞式は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から開催は見送られる。