フジテレビは26日、人気モデルで女優の朝比奈彩がブラジリアン柔術の体当たり取材を行う番組「朝比奈 彩のJIU‐JITSU STYLE」（深夜25時55分）を放送する。

　男子格闘技のイメージが強い「ブラジリアン柔術」だが、最近はミラ・ジョヴォヴィッチ、スカーレット・ヨハンソン、ナオミ・ワッツらセレブがこぞってはまり、“体幹が鍛えられてダイエットにも効果あり”、“小さい力でも大きな相手を倒せる”、またチェスのように頭を使い攻略していく“知的格闘技”としても人気を集めている。

　そもそも日本発祥の「柔術」がブラジルに渡り、テクニックの改良が行われ形を変えたのが「ブラジリアン柔術」こと「JIU-JITSU」。

　海外では、ヨガやサーフィンのようにおしゃれな趣味としてブームに火が付き、デザイン性の高い柔術着が発売されると即完売するほど。

　米国の企業では、ブラジリアン柔術を福利厚生で取り入れているところもあるという。日本でも有名人が柔術着で練習しているところをSNSにアップし話題になった。

　そこで朝比奈は、女性の“柔術家”4人に会いに行く。もともと格闘技が好きで長年キックボクシングを習った経験はあるものの、ブラジリアン柔術は初体験。道着に着替えると、まさに体当たりで取材を開始する。強さと美しさを兼ね備えた彼女たちからその技を学ぶだけではなく、なぜJIU-JITSUにはまったのか？意外なプライベートに迫り、掘り下げていく。

　最初はおしゃれな柔術着にテンションが上がる朝比奈だったが、女性たちの話を聞き、技を仕掛け合っていくうちに、その奥深さにはまっていったようだ。

　カメラが止まっても質問を続け、自分から相手に技をかけ決まったときは「首絞まりましたか？やったー！」と真剣そのもの。また、それぞれの女性と練習の合間や終了後に“ぶっちゃけ女子トーク”も行われ、強くなることへのこだわりや、「ダイエットは成功した？」など素朴な疑問をぶつけ盛り上がった。

　朝比奈は、「最初は難しかったのですが、だんだん頭と体が連動して、しっかり技を仕掛けられたときに“面白い！”と感じるようになってきました。取材を通じて皆さんのお話も聞かせていただいて、体型が維持されたり、頭も使ったり、いろいろな面でいい運動だな、と思いました」とコメント。

　今後についても「続けてみたいと思いました。強くなりたいですからね。モデルは華奢（きゃしゃ）なイメージで、“折れちゃいそう”という印象をもたれがちですが、私は陸上もキックボクシングやボクシングもやってきたので、がっちりしています。絞め技は簡単だったので（笑）男性にも負けないようにどんどんやっていきたいと思います。JIU-JITSU人口が増えていくといいですね！」と、前向きだった。