「SKE最年長29歳すごいよ!」高柳明音が1年越しの卒業コンサートを笑顔で完走
名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ「SKE48」が10日、愛知県の日本ガイシホールで「SKE48アリーナコンサート in 日本ガイシホール 私の兆し、皆の兆し ~あかねまちゅりだ!~」を開催。本公演は、「ちゅり」の愛称で親しまれる高柳明音の卒業コンサートとなった。
昨年3月の横浜アリーナコンサートが延期となり1年越しの開催
名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ「SKE48」が10日、愛知県の日本ガイシホールで「SKE48アリーナコンサート in 日本ガイシホール 私の兆し、皆の兆し ~あかねまちゅりだ!~」を開催。本公演は、「ちゅり」の愛称で親しまれる高柳明音の卒業コンサートとなった。
高柳は、2009年に行われた同グループの第2期生オーディションに合格。10年リリースの2ndシングル「青空片想い」から26thシングル「ソーユートコあるよね?」まで、表題曲選抜メンバー入りし、AKB48シングル総選挙でも9年連続ランクインするなど、48グループの中でも屈指の人気を誇るメンバーとして知られる。卒業コンサートは、20年3月に横浜アリーナでの開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、1年越しで日本ガイシホールに舞台を変え実現。ウイルス感染予防対策を徹底し、会場最大キャパの50パーセント未満の3500人を動員しての開催となった。
卒業コンサートは、高柳にとって初のオリジナル曲で、YouTubeで再生回数100万回を突破したチームKIIの楽曲「愛の数」をソロ歌唱(オーケストラバージョン)でスタート。会場を愛で包むと、SKE48の仲間たちがステージに集結。高柳が直訴したことによって誕生した、チームKIIオリジナル公演「ラムネの飲み方公演」のオープニングナンバー「兆し」で一体感になると、「青空片想い」「1!2!3!4!ヨロシク!」、さらに“まちゅり”に欠かせないという「恋のお縄」も飛び出し、オープニングブロックから大盛り上がりとなった。
高柳が選曲した期別&ユニットブロックでは、相思相愛の江籠裕奈と「今夜はJoin us!」、大人な関係の古畑奈和と「予想外のストーリー」、同期・斉藤真木子と「背中から抱きしめて」など、仲間たちとの絆を改めて確認し合う。11日に卒業コンサートを控える松井珠理奈も登場し、“ちゅりじゅり”コンビで「コスモスの記憶」を笑顔までシンクロさせてパフォーマンスした。アグレッシブなダンスナンバー「Escape」をフル尺は披露されたが、メンバー1人ひとりのことを考え、このセットリストを考案した高柳は全曲に参加。同い歳の須田亜香里は「SKE最年長29歳すごいよ!」と、驚異的なスタミナを称えた。
その後も、高柳の思い出が詰まった総選挙選抜、アンダーガールズとした参加したAKB48楽曲、SKE48の定番シングル曲でも全力のパフォーマンス。高柳らしい笑顔であふれた卒業コンサートとなったが、特に思い入れの強い一曲「ラムネの飲み方」では、いつでも明るい彼女が涙を浮かべる場面も見られた。