ストレッチは片岡さんが日頃から実践しているものでもある。

「30歳まではジムでトレーニングしていたんですけど、要領をつかんだので、30歳になってからはジムに通わず家でトレーニングする“家トレ派”になり、常に自分で研究して実践してきました。おかげで、すごい健康ですよ。もともと健康フェチで、小中高校と野球や水泳をやってきたので身体のことに関心が高く、俳優という身体を使った仕事をしていることもあり、常日頃から身体のことを考えた生活を送っているんです」

　なんと、自宅にはイスを置かず、ずっと立って生活しているのだという。

「ピアノを弾くときに使うピアノのイスはありますが、ピアノを弾くときに座るだけ。それ以外で座るのはトイレ、お風呂、寝る寸前の5分間だけです。食事はお台所で立って食べますし、本も立って読み、テレビも立って見ています。立っているだけでカロリーを消費し、身体を鍛えられますから」
　けっこうストイックなようだ。

「ランニングや腹筋など筋トレもしますが、番組で指南しているようなストレッチも、毎日、10分やっています。“腕フラフープ”と名付けた両腕をフラフープのように回すストレッチなんて汗だくになり、腹筋バッキバキになり、横っ腹の贅肉がバッチリ落ちますよ！　普段動かしていない筋肉を使う動きだったら筋肉痛にもなりますし、ただのふざけた動きじゃないんです」

　3月17日発売の著書「かたおか気象予報士の毎朝10秒！　楽しく『お天気ストレッチ』」（幻冬舎）は、「羽鳥慎一モーニングショー」で披露した中から厳選48種類のストレッチを専門家の監修付きで紹介。効果は保証付きだ。