秋元才加、「結婚観」がテーマのオンライン演劇で主演 同性婚や契約結婚を取り上げる
女優・秋元才加が主演を務める、結婚に新常識を提案する日本初の多視点オンライン演劇「スーパーフラットライフ」が、4月3、4日の午後8時から「LINE LIVE-VIEWING」で上演・配信されることが決まった。
4月3、4日に配信 脚本担当は「これは経費で落ちません!」の藤平久子氏
女優・秋元才加が主演を務める、結婚に新常識を提案する日本初の多視点オンライン演劇「スーパーフラットライフ」が、4月3、4日の午後8時から「LINE LIVE-VIEWING」で上演・配信されることが決まった。
コンテンツスタジオ・ハルマリは、さまざまな社会課題を普段とは違った角度から見つめることで、より日常を楽しく過ごせる特集やライブコンテンツを届けてきた。社会課題とされるテーマを、より柔らかく、より現実的に見つめ直す視座転換のクリエーティブで“自分ごと化”する機会を提供している。
今回フォーカスするのは、「結婚観」。日本人の結婚観ほど「ホンネとタテマエ」が錯綜する不可思議な価値観はない。ジェンダーや夫婦の役割、社会システムとしての結婚の現実と愛や絆という理想とのギャップなど、この「ホンネとタテマエ」が錯綜する結婚観に窮屈さを感じている人が多いかもしれない。そこで株式会社ハルマリは、「親友と同性婚できるようになったら?」というテーマで常識にとらわれない多様な結婚観を提示したいと考えた。多くの人々にメッセージを伝えたいという理由から、ワクワクするストーリーを詰め込み、新しい多視点の演出手法を取り入れた“オンライン演劇”というエンターテインメントで、メッセージを発信する。
今回、秋元を主演に、モデル・俳優の中山咲月、俳優の平田薫、お笑い芸人の池田直人(レインボー)ら、セクシャリティーやジェンダーについてフラットな価値観を発信、行動している人たちが出演する。さらに、脚本には、NHKドラマ「これは経費で落ちません!」の脚本や、TBSドラマ「下町ロケット」の脚本協力を手掛けた藤平久子氏を迎え、日本の新たな結婚観を提案する。
秋元演じる棚橋エリは、“普通の”法律婚を目前に突然パートナーから別れを告げられてしまう。そこで結婚相談所「スーパーフラットライフ」へ相談すると、超合理主義を理由に同性婚を望む女性、別居婚、契約結婚など従来の結婚観を覆す人々と出会い、自身の結婚観を疑い始め、悩む……というストーリーだ。
秋元は「『スーパーフラットライフ』で描かれる『結婚観』というテーマは個人的にすごく興味のある話題でしたし、結婚制度やセクシャリティーについて深く切り込んだ作品に関わるのが初めてだったので、すごくやりがいを感じました」とコメント。
さらに、「私の演じる棚橋エリは、常識だったり、世間体の枠に自らをハメこんでいる女性で、劇中には皆さんにも共感してもらえるポイントがたくさんちりばめられています。この作品が、結婚についてや、性別関係なくみんながより良く幸せに暮らせる方法について考えるきっかけになればいいなと思います。“オンライン演劇”という新しい試みにもワクワクしているので、ぜひ多くの方に観ていただけたら嬉しいです」とメッセージを寄せた。
また、上演後トークライブを実施。4月3日は池田直人、同4日は秋元が出演する。