ダルビッシュに密着の100分を完全版で配信 日本野球、家族やYouTubeについても言及
昨季メジャーの舞台で日本人初の最多勝を獲得し、投手最高の名誉と言われるサイ・ヤング賞にもノミネートされたダルビッシュ有。テレビ朝日ではそんな右腕の独占取材を敢行し、その模様を「報道ステーション」や「GET SPORTS」で放送してきたが、このたび、動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」にて100分におよぶ完全版が配信される。
理想の父親像「50点の夫であって、50点の父親」
昨季メジャーの舞台で日本人初の最多勝を獲得し、投手最高の名誉と言われるサイ・ヤング賞にもノミネートされたダルビッシュ有。テレビ朝日ではそんな右腕の独占取材を敢行し、その模様を「報道ステーション」や「GET SPORTS」で放送してきたが、このたび、動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」にて100分におよぶ完全版が配信される。
2012年シーズンから海を渡り世界最高峰のメジャーリーグで長年活躍を続けてきたダルビッシュ。特に、19年シーズンの後半からの活躍は目を見張るものがあった。その活躍を支えていたのはある1つの球種“ナックルカーブ”の存在。「トミー・ジョン手術を受けてからまともに投げられていなかった。もう無理だと思っていた」そんな状況からどのように進化を遂げたのか。さらに、自らの調整法に関しても言及。「200球、250球投げたほうが、僕の考えとしてはフォームを崩しに行くことになる」「肩、肘に負担かかるからやめたほうがいいって思っていた。それにプラスして、脳のエラーを出しに行く」など注目の発言が飛び出した。
自身の野球観だけでなく、日本野球界に関することにも言及。19年に非公式ながら163キロを計測したロッテ・佐々木朗希投手に関して「すごい選手いっぱいいますけど、投球フォームは豪快だし、よくあんなに足が上がるなと思いますし、そんなに思いっきり投げているように見えないけど、球は速い」と評価した。また、佐々木朗の起用法に関しても提案した。
さらに、今回のインタビューでは野球観だけでなく、プライベートに関わることにも言及。メジャーリーグでの活躍を支える妻・聖子についても語った。そして子どもたちとの関係についても。「パパ、ゲームばかりしないでと言われる」と笑顔で語るダルビッシュが描く理想の父親像を「50点の夫であって、50点の父親である。(ずっと50点でいること)それが大事ですね」と激白する。
日々発信を続けるYouTubeへの投稿については自らが撮影を行い、編集・テロップを入れる作業。照明やマイクなどにもこだわり、発信を続けている。「誰かの1でも何かのプラスになれば僕の中では大成功」「最初のカルチャー作りじゃないけど、そういう意味」。その真意とはいかに――。
21日放送の「GETSPORTS」では「ダルビッシュ有特集」を放送。放送終了後にTELASAで完全版が配信となる。