キッチンカー芸人として出発した「2700」ツネ コロナ禍の厳しさとカジサックの言葉
「キッチンカー芸人」としての未来
今はコロナで大変な状況ですが、将来的には、日本全国を回りたいと思っています。いろんな人に会って、コミュニケーションをとって、自分の元気をみなさんに送りたい、そう思っています。食事を提供しながらパフォーマンスをして、食でも芸でも元気を届けられたら。
最近は、芸人が音楽フェスに出演することもあるじゃないですか。僕もキッチンカーで駆けつけて、ステージにも上がる、そんなことができたら最高ですね。キッチンカーも、テーマパークのパレードから飛び出してきたような、派手な車にしたいと思っていて、コロナが収束した後も、キッチンカー芸人は続けていきたいと思っています。
僕は、とりあえず初めてみないと! という性分があるので、少し特殊なのかもしれませんが、チャレンジすることによって、周りの方が応援してくださり、本当にありがたいです。過去に、アイドルのプロデュースでしたり、不動産芸人として活動をしていた時期があるのですが、僕は社会人経験がなかったので、飲食店もそうなんですが、芸人とは違う仕事を経験して、それぞれの大変さを知ることができ、人間としての深みは増したのではないかと思っています。チャレンジすることは素晴らしいことだと思うので、こんな時期ではありますが、もし今やりたいことがある方には、チャレンジしてほしいですね。
□ツネ(つね)、1982年10月15日、大阪府出身。NSC大阪校27期生。2008年に八十島とお笑いコンビ「2700」を結成し、同年の「キングオブコント2008」で決勝進出。「右ひじ、左ひじ、交互に見て」のリズムネタでブレークし、「オールザッツ漫才2010」で優勝を果たした。20年から、“キッチンカー芸人”としての活動をスタート。今年2月、カジサックYouTubeチャンネルチームに加入した。
ツネ公式ツイッター(キッチンカー出店に関する情報も発信中)
https://twitter.com/2700tsune