キッチンカー芸人として出発した「2700」ツネ コロナ禍の厳しさとカジサックの言葉
カジサックYouTubeチームに加入
最初は家族から反対もありました。飲食店は薄利多売ですし、下準備、仕込みにすごく時間が掛かるので。でも、奥さんと3人の子どもがいて、僕としては、どうにかして稼がなくてはいけない。何か動き出さなければ次に進めない性格なので、とりあえず目の前にあるもので動き出すことを決めました。今、使っているキッチンカーは購入途中です。最初はレンタルしていたのですが、今後もキッチンカー芸人として活動していくことを考え、買い取ることを決めました。
1日の販売数は、緊急事態宣言前だと50から60食くらい、今は(緊急事態宣言発令後)だいぶ減って30から40食という感じで、厳しい状況が続いています。稼ぎは、今は芸人としての活動はほぼないので、芸人が2、キッチンカーが8くらいの割合ですね。
キッチンカーの売り上げが下がっていき、相方が療養中のためコンビの活動ができない。正直、生活ができる状況ではありません。カジサックさんが撮影でキッチンカーに来てくださった際、改めて、カジサックさんの芸人人生を賭けてYouTubeを始めるという行動を思い出し、今後について相談をさせていただきました。
カジサックさんは、「家族を食わせていかなアカン」「すぐにお金も必要やろうから、できることは協力する」と、YouTubeチームへの加入を提案してくださったんです。「是非、やらせてください!」と、チームの一員になりました。今は裏方として、撮影に使う物を準備したり、現場で後ろから声を出したりしていますが、ゆくゆくは、出演者としても使ってくださるということなので、動画の編集も勉強して、頑張っていきたいと思います。
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「キッチンカー芸人」としての未来