久間田琳加、学園ヤンキーコメディーで茶道部部長役「お茶をたてながら、笑いこらえた」
「Seventeen」専属モデルで女優の久間田琳加が、ドラマ「お茶にごす。」(Amazon Prime Videoで全12話一挙配信中)でヒロイン役を務めている。高校入学を機に、暴力の世界からの卒業を願う強面の主人公(鈴木伸之)が茶道部に入部するという学園コメディーで、主人公を優しく導く茶道部の部長を演じる。二十歳を迎えた、りんくまの夢は?
鈴木伸之主演のドラマ「お茶にごす。」で茶道部部長役「ワクワク」「ドキドキ」
「Seventeen」専属モデルで女優の久間田琳加が、ドラマ「お茶にごす。」(Amazon Prime Videoで全12話一挙配信中)でヒロイン役を務めている。高校入学を機に、暴力の世界からの卒業を願う強面の主人公(鈴木伸之)が茶道部に入部するという学園コメディーで、主人公を優しく導く茶道部の部長を演じる。二十歳を迎えた、りんくまの夢は?(取材・文=平辻哲也)
2月23日に二十歳の誕生日を迎えた、りんくまちゃん。「成人式の時はまだ10代だったので、実際に誕生日を迎えると、実感が湧いてきました。お祝いでいただいたシャンパンを開けてみたのですが、3口ぐらい飲んで、まだ駄目でした。体が熱くなってしまって、これを飲める大人がすごいなって思いました」と微笑む。
今はお酒よりも、「お茶」の方がいいとのこと。「お茶にごす。」は、「今日から俺は!!」の西森博之さん同名コミック(小学館「少年サンデーコミックス」)が原作。その見た目からむやみやたらとけんかを売られ、“悪魔(デビル)まークン”と呼ばれる主人公、船橋雅矢をめぐる学園コメディーだ。台本を読んだ時は理解できないシーンもあったそうで、「原作も読んでみました。このコメディー感をどうやって出すんだろうって、ワクワクしました。コメディー要素のある作品は初めてだったので、ドキドキしつつも、クランクインを楽しみにしていましたね」と振り返る。
演じたのは高校3年生、茶道部部長の姉崎奈緒美。人を見た目で判断せず、船橋に対して優しく接してくれる唯一の部員だ。「台本を読んで、登場人物で誰が一番私に近いだろうと思った時に共感したのが部長でした。部長は完璧すぎるところがあるのですが、人間の鑑みたいで、温かい気持ちを持っているんです。私も、こんな人間でありたいな、と思いましたし、学ぶことがたくさんありました」と話す。
キャスト陣は28歳の鈴木伸之を始め、年上が多いが、役の上では先輩役。「部長感、先輩感をいやらしく出さないようにすることに気をつけながら、監督とも話し合って演じるようにしました。撮影中は私が先輩なんですけども、オフでは敬語。でも、そこも違和感はなくて、今思えば、不思議な現場ではあったかもしれないですね」。
撮影に当たっては茶道も学んだ。「普通は年単位で覚えることを1か月弱で覚えたんです。お辞儀の角度、歩き方、お茶の立て方はもちろん、一から十まで。ドラマで使う動作は全部習ったので、今でも染み付いています。お茶を立ててみて、普段、全然リラックスできてなかったなと思いました。お茶をたてる音しかしない空間は落ち着いていたので、これは習慣化したらすごく良さそうだなって思いました」。