東京メトロポリタンテレビジョン株式会社（TOKYO MX）は、新しい朝の報道・情報番組「堀潤モーニングFLAG」（月曜～金曜、午前7～8時）を4月1日から放送することを決定した。

　キャスターはジャーナリストの堀潤。「モーニングCROSS」のメインMCを7年間務めた“東京の朝の顔”が引き続き出演する。また、堀と一緒にTOKYO MXの田中陽南も番組を進行する。

　新型コロナウイルス感染症、都政、国政、事件、事故などの最新ニュースはもちろん、特集コーナー「フラトピ！」では「気になるニュースワード」「経済」「トレンド」「カルチャー」などのテーマを堀が深く掘り下げていく。番組の大きな特徴がコメンテーターだ。若い世代の目線でニュースを発信するため、コメンテーターの年齢を「Uー29」とし、主に1990年代中盤以降に生まれた“Z世代”を中心にキャスティング。コメンテーター陣は“Z世代”の名称から「コメンテーターZ（ズ）」と名付け、カジュアルで新しいコメンテーター像の構築を目指す。

　メインMC就任にあたり、堀は「誰もが発信できる時代になり、多様な考え方が社会で共有されるようになりました。しかし、一方で極論がぶつかり合い、曖昧な根拠、思い込み、べき論による意見がぶつかり合い、対立し、分断されていく事態にも直面してきました。だから、わたしは事実を今こそ丁寧に伝える、忍耐強く伝えるメディアが必要だと思い、新番組に関わります」と意気込みをコメントした。

　続けて、「事実とは、そこにあること、いること。そこで起きていること。そして、そこに起こそうとする計画や研究。わたしは、この中から特に未来を見据える事実を考えたい。そう思っています。これからの時代をつくる未来の事実を伝えたい、そう思っています。新たな世代の皆さんと共に明日へつながるニュースをお伝えして参ります」とした。

　キャスターの田中は「朝の新番組に出演させていただくことになり、大変うれしく思う一方で、私のような未熟者にこのような大役をいただき、正直驚いております」と話し、「これまでの経験を生かして、堀さんや同世代のコメンテーターの方々と一緒に少しでも皆さまの役に立つ情報を届けられるよう努めて参ります」とメッセージを寄せた。