グローバルガールズグループのTWICEが6日、「NTTdocomo 新体感ライブ CONNECT Special Live 『TWICE in Wonderland』生配信ライブ」を開催。日本のライブ公演としては約1年ぶりのステージとなった。

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　奪われた「Imagination」を取り戻すためにTWICEがワンダーランドへ旅をするというコンセプト。リアルな世界でつながり合うためにAR（拡張現実）やMR（複合現実）などの最新技術XRを駆使してスペシャルなパフォーマンスを披露した。

　ステージは世界中を元気にできるようにという思いを込めて昨年発売したヒット曲「Fanfare」からスタート。楽曲のエネルギッシュさとメンバー9人の久しぶりのライブへの期待が合わさり、キラキラと輝くパフォーマンスになった。

　トークでは「One in a Million！　こんばんは！　TWICEです」というお決まりのあいさつから始まり、サナは「みなさん、こんにちは。ライブを見てくださりありがとうございます」、モモも「なかなかみなさんと直接会えませんが、久しぶりにONCEと一緒に楽しめる機会を作ることができて本当にうれしいです」と笑顔を見せた。

　また、この日のステージのコンセプトを意識してモモは「みなさんが参加してくれることで、このワンダーランドは完成します。ワンダーランドの世界で一緒に楽しみましょう」、サナも「マルチアングル機能がありますので、普段のライブでは見られない映像もぜひチェックしてみてくださいね」と呼びかけた。ミナも「『TWICE in Wonderland』でしか見ることのできない何かが起こります。詳しいことはライブ中でご説明しますね」と“体験するライブ”をアピール。

　時空を超えた特別な物語を演出し、従来のオンラインライブの枠を超えた臨場感の高い体験とともにライブは進行。新体感ライブCONNECTの「TIG（ティグ）」機能を使い、ライブ中に披露する楽曲をファンに選んでもらうコーナーも設けてファンを喜ばせた。

　また、「TT -Japanese ver.-」ではファンとダンスのコラボレーションが実現。同曲のダンス動画を「ONCE JAPAN」（日本のTWICEファンクラブ）から事前に募集しており、ファンのダンス映像がTWICEと同じ画面上に現れる映像は圧巻の迫力。日本のライブ初披露の「I CAN’T STOP ME」や「BETTER」をクールでアグレシッブなパフォーマンスとともに熱唱しファンを沸かせた。

ライブ終盤を迎えるとサナは「私たちはこのWonderlandの世界から、現実に戻りたいと思います。リアルコンサートができるその日を楽しみにしています」と再会を誓ってライブが終了。しかし、終了したはずの画面に突如ナヨンの姿が現れ、「TWICE JAPAN 8th SINGLE」の文字とともに、日本8枚目のシングル「Kura Kura」（クラクラ）を5月12日に発売することを電撃発表した。

　同曲はTWICEのプロデューサーであるJ.Y. Park氏が作詞を担当。「君」の魅力にクラクラし全身で夢中になる姿を表現した。TWICEの日本の作品としては今までにない「愛」の形を歌っており、ますます成長しているリアルな彼女たちの姿に魅せられる楽曲となっている。

○「Kura Kura」収録曲
M1. Kura Kura
M2. Strawberry Moon
M3. Kura Kura (Instrumental)
M4. Strawberry Moon (Instrumental)