新生R-1チャンピオンはゆりやんレトリィバァ! 大号泣でトロフィー受け取る
ひとり芸No.1を決めるお笑いコンテスト「R-1グランプリ2021」の決勝戦が7日、大阪のCOOL JAPAN PARK OSAKAで行われ、ゆりやんレトリィバァが「新生R-1」のチャンピオンとなった。
昨年の優勝者・野田クリスタルは審査員で登場
ひとり芸No.1を決めるお笑いコンテスト「R-1グランプリ2021」の決勝戦が7日、大阪のCOOL JAPAN PARK OSAKAで行われ、ゆりやんレトリィバァが「新生R-1」のチャンピオンとなった。
19回目となる今大会から、「R-1ぐらんぷり」から「R-1グランプリ」とカタカナ表記になり、大会のロゴも刷新。参加資格もプロは芸歴10年以内などのルール変更があり、「集え新星! 新生R-1の頂点へ!」というスローガンのもと、2746人がエントリーした。
準決勝を突破した吉本興業のゆりやんレトリィバァ、kento fukaya、ZAZY、マセキ芸能社の寺田寛明、かが屋 賀屋、高田ぽる子、プロダクション人力舎の土屋、吉住、松竹芸能の森本サイダーの9人に、復活ステージを勝ち抜いたマツモトクラブが加わり、決勝の舞台で激突。ファイナルステージには、ZAZY、ゆりやんレトリィバァ、かが屋 賀屋の3人が勝ち進み、最終決戦を制したゆりやんレトリィバァが、第19代王者の称号と賞金500万円を獲得した。
決勝1stステージは、第10回大会より3ブロックに分かれての決勝トーナメント方式が採用されていたが、今大会は各ファイナリストの点数審査を行い、上位3人がファイナルステージへ進む、M-1グランプリと同様の審査システムに。決勝の審査員は、「麒麟」川島明、古坂大魔王、陣内智則、友近、ハリウッドザコシショウ、ホリ、「マヂカルラブリー」野田クリスタルが務め、昨年に続き、ツイッター視聴者投票も実施された。また、決勝のMCは、「霜降り明星」と女優の広瀬アリスが務めた。
悲願のチャンピオンに輝いたゆりやんは大号泣しながらもトロフィーを受け取った。そして「皆さんのおかげです。ありがとうございます」と喜んだ。ゆりやんは2017年に開催された女芸人NO.1を決める「THE W」でもチャンピオンに輝いており、これで“2冠”となった。
ゆりやんは、11年に吉本興業の養成所NSCに35期生として入学し、13年に同校を首席で卒業。17年2月に「第47回NHK上方漫才コンテスト」、同年12月に「女芸人NO1決定戦 THE W」(日本テレビ)、18年に「ドキュメンタル シーズン6」(Amazon prime)で優勝を果たした。19年には、アメリカのオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に出演し、世界でも注目を集める。R-1グランプリでは、15年、16年、17年に決勝進出。芸歴8年目でピン芸人の頂点を獲った。
【R-1グランプリ(R-1ぐらんぷり)歴代王者】
第1回(2002):だいたひかる
第2回(2003):浅越ゴエ
第3回(2005):ほっしゃん。
第4回(2006):博多華丸
第5回(2007):なだぎ武
第6回(2008):なだぎ武
第7回(2009):中山功太
第8回(2010):あべこうじ
第9回(2011):佐久間一行
第10回(2012):COWCOW多田
第11回(2013):三浦マイルド
第12回(2014):やまもとまさみ
第13回(2015):じゅんいちダビッドソン
第14回(2016):ハリウッドザコシショウ
第15回(2017):アキラ100%
第16回(2018):濱田祐太郎
第17回(2019):霜降り明星 粗品
第18回(2020):マヂカルラブリー 野田クリスタル
第19回(2021):ゆりやんレトリィバァ