玉木宏が主演、「3年A組」脚本家が描く新たな警察ドラマ 広末涼子、仲里依紗ら豪華共演
玉木宏が主演を務め、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」の武藤将吾が脚本を担当する新ドラマ「桜の塔」(テレビ朝日系、毎週木曜、午後9時)が4月にスタートすることが決まった。
警察内部のパワーゲームを描く 「3年A組-今から皆さんは、人質です-」の武藤将吾が脚本
玉木宏が主演を務め、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」の武藤将吾が脚本を担当する新ドラマ「桜の塔」(テレビ朝日系、毎週木曜、午後9時)が4月にスタートすることが決まった。
「犯人VS警察」の構図を主軸に描かれることが多かった刑事ドラマのジャンルに、「常識を180度覆す衝撃作」が登場だ。本作は、桜の代紋を掲げる警察で巻き起こる“大乱”を描出。警視庁を舞台に、頂点である警視総監を目指し巻き起こる、組織内のパワーゲームだけでなく、究極の人間ドラマを描いていく。
脚本を務める武藤は、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(2019年)でネット社会の闇に警鐘を鳴らし、数々の賞を総なめにしたいま最も旬な脚本家だ。本作では、壮絶な権力争いを糸口に、組織内部の思惑に満ちた人間ドラマを鮮やかに書き上げる。
主演の玉木は、“玉木宏史上、最もダーティーな男”に扮(ふん)する。幼少期の“ある出来事”が火種となり、権力を手に入れることを渇望するようになった警視庁捜査共助課の理事官・上條漣。警視総監になるため、まずは自らが属する派閥のトップが警視総監になることが出世の近道と考えた彼は、どんなに汚い仕事もためらうことなく遂行していく。
この役を演じるにあたり、玉木は「漣はきっと熱い部分を持っているのだけれど、それを悟られないようにコントロールしている男」と表現。さらに、「冷静に見せるということは、ともすればフラットな演技に見えがちなので、そうならないようにどうしようか……と考えているところです。誰といるかによって、漣の中にある温度差も表れてくるような気がしますので、皆さんと一緒にお芝居をするのが待ち遠しいです」と、意欲をにじませる。
続けて、「『桜の塔』は皆さんが見たことのない“人間ドラマに重きを置いた警察ドラマ”。登場する人間一人ひとりをじっくり見ていただけると、物語がより一層面白くなると思います」と熱い思いを寄せた。
玉木を筆頭に、豪華な実力派キャストが集結した。主人公・漣の幼なじみで、正義感に燃える警視庁捜査一課の水樹爽を演じるのは広末涼子。一方、漣と爽の関係性と出世レースの両面で、不穏な一石を投じそうな存在・千堂優愛を演じるのは仲里依紗。仲の怪演への期待が高まる役どころだ。
さらに、権力闘争の中心に鎮座する3トップの警察幹部を圧倒的存在感をもって演じてくれるのは光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平。また、漣に徹底マークされる銀行強盗事件の被疑者・蒲生兼人には森崎ウィン、漣の情報屋として暗躍する刈谷銀次郎には橋本じゅん、漣を気にかける銀座の高級クラブのママ・小宮志歩には高岡早紀をキャスティング。共演陣がどんな絶妙スパイスを効かせてくれのかにも注目だ。