黒谷友香、厳しい演出の宮本亞門から太鼓判「この人、絶対にへこたれない」

女優・黒谷友香が4日、都内で、演出家の宮本亞門、出演者の升毅らと、初日を迎えた舞台「画狂人 北斎」(東京・新国立劇場小劇場)のゲネプロと会見を公演前に行った。88年の人生で30回も改名し、93回引っ越したとされる江戸時代の画家・葛飾北斎を描く。2019年に初演されたが、今作は令和版として書き直され、過去と現代が行ったり来たりする内容。黒谷は北斎の娘・お栄を演じる。

初日を迎えた舞台「画狂人 北斎」の会見に登場した黒谷友香【写真:ENCOUNT編集部】
初日を迎えた舞台「画狂人 北斎」の会見に登場した黒谷友香【写真:ENCOUNT編集部】

舞台「画狂人 北斎」のゲネプロと会見を都内で開催

 女優・黒谷友香が4日、都内で、演出家の宮本亞門、出演者の升毅らと、初日を迎えた舞台「画狂人 北斎」(東京・新国立劇場小劇場)のゲネプロと会見を公演前に行った。88年の人生で30回も改名し、93回引っ越したとされる江戸時代の画家・葛飾北斎を描く。2019年に初演されたが、今作は令和版として書き直され、過去と現代が行ったり来たりする内容。黒谷は北斎の娘・お栄を演じる。

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 黒谷は「前回終わったときに、またこのメンバーでやりたいと思っていたので令和3年版でまた皆さんとご一緒できることがとても幸せです」と語った。さらに「同じ役を2回やることは、あまり今までなかったので、ともても今、面白いです」と語った。

 また、宮本からは「この人は傷つかないんですよ。『違う。もう1回』と言っても絶対にへこたれない。この人は芯が強い」と言われていた。升からも「僕が2年前の黒谷友香なら、今、ここにいない」と冗談めかして言われていた。黒谷は取材陣から宮本に言われた印象的な言葉を問われると「言われ過ぎて分からない」と語り、周囲を笑いに包んだ。たくましい役のお栄が降臨しているのかと取材に聞かれると「来てます」と笑顔を見せた。

 宮本は「日本中、世界中が変わった2年なので皆さんの見方が変わる。東日本大震災で家族を亡くした人が画家になっていることもテーマになっています。皆さんが今考えたいテーマをがんがん入れ込んでいます」と説明。さらに「全く新作だと思います」とPRした。さらに「北斎は恐ろしい時代に、あんな絵を90歳まで描いていた。観客に元気をつけて帰ってほしい。新作と思ってほしい」と続けた。一部報道では演出家の仕事に「飽きた」と報じられたばかりだが「飽きてないです。飽きるわけない」と否定していた。

 北斎を演じる升は3年前の初演で「北斎が自分に降りてきた感じ。今回も北斎でいたい」と語った。ほかの共演者は陳内将、津村知与支、水谷あつし、平野良ら。

次のページへ (2/2) 【写真】会見に出席した黒谷友香らの全身ショット
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