【Producers TODAY】フジ・永島アナ、後輩アナの「Dynamite」カバーダンスに「うますぎ」と高評価
「アナウンサーがリードする場面は間違いなく増える」
それでは、テレビ局におけるアナウンサーの役割は今後どのように変化していくのか。吉田プロデューサーは「正確な情報をきちんと伝えていくという役割はこれまで通りだとは思いますが、発信する形や機会は広がって来ています。地上波で放送する番組は編集してしまうと撮影した分の数分の1くらいの量になることも多くあります。これまでは表に出ることがなかった“使われない部分”もネットを利用するとうまく発信できるかもしれません。その際、アナウンサーがリードしていく場面も増えてくるでしょう。間違いなく活躍の場は増えていくものと思います」と予想する。
地方局にしかできない企画や発想で日本を元気に
注目したいのは高木アナのカバーダンス動画が番組の企画ではなかった点だ。「今回のダンス動画は、番組のコーナーなどではなくTNCのサイト『テレVISION8』の企画として作ったものでした。このようにテレビ番組がファーストコンタクトではないコンテンツも増えていくでしょう。テレビ局もコンテンツをどういった手段を用いて発信していくのか……。ビジネスの面からも挑戦していかねばなりません」。
YouTubeチャンネルのコメント欄には「素晴らしい方が福岡のアナウンサーとして来てくれてとてもうれしい」といったエールも届いている。地方局にしかできない企画や発想が日本を元気にしていくことにつながるかもしれない。
□高木晴菜(たかぎ・はるな)1997年4月16日、兵庫県出身。関西学院大学商学部卒業後、アナウンサーとしてテレビ西日本に入社。放送開始から23年目に突入した朝の福岡ローカル情報番組「ももち浜ストア」のお天気・中継コーナーのほか、広報番組「ロックに。自由に。TNC」、定時ニュースなどを担当。中学、高校時代はチアリーディング部、大学ではダンスサークルに所属し、趣味で少女時代の「Gee」、2NE1の「FIRE」、KARAの「ミスター」「STEP」、SHINeeの「Sherlock」、TWICEの「Feel Special」「MORE & MORE」などK-POPのコピーダンスに取り組んだ。