【Producers TODAY】フジ・永島アナ、後輩アナの「Dynamite」カバーダンスに「うますぎ」と高評価
カバーダンス動画の中に地方局ならではの工夫
一方、高木アナのカバーダンスの中に地元らしさを盛り込んだと言うのは同局事業局事業部・編成制作局兼務の吉田雅胤プロデューサーだ。「テレビ西日本の本社がある百道浜(ももちはま。福岡市早良区の地名)は海がきれいですし、福岡タワー、PayPayドームなどが映る場所で撮影し、つなげば清々しい動画ができると確信していました。船で10分くらいの能古島で撮るドローンの画もカッコいいだろうな、と。遠くにいる福岡ゆかりの方や、福岡に行ったことのある方が『ここ、知ってる!』となればいいなと考えていました。高木アナは朝の情報番組『ももち浜ストア』の中継も担当しているのでスタジオでの画も挟み込みました。高木アナのダンスを引き立てるバックになったと思います」と地方局ならではのオリジナリティーを強調する。
地方局の1年目アナウンサーが活躍。「配信の力を改めて感じた」
高木アナのカバーダンス動画の反響については「クオリティーの高さについて『カッコいい!』『上手!』というお褒めの言葉を一番多くいただいています。もともとダンスの素質はあったとは思いますが、真剣に取り組んでくれた結果です。『風景とマッチしている』というお声もいただき裏方としてはうれしい限り。撮影・編集の評判もよく、ディレクターも喜んでいます。当日はものすごく寒くてみんな震えながらの撮影でしたが、高木アナをはじめ、報われた感じです(笑)。もちろんBTSや永島アナの人気があってのことですが、福岡という地方の放送局の1年目のアナウンサーがこうしていろんな方に見ていただいた。配信の力を改めて感じました」と手応えを得た様子だ。
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「アナウンサーがリードする場面は間違いなく増える」