大竹しのぶ、明石家さんま企画のアニメ映画の主人公に決定 さんま「頼りにしております」
大竹しのぶが、明石家さんまが企画・プロデュースを務める劇場アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」の主人公の声優を務めることが決まった。6月11日に全国公開されることも決定した。
6月11日に全国公開 原作は西加奈子の直木賞受賞作
大竹しのぶが、明石家さんまが企画・プロデュースを務める劇場アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」の主人公の声優を務めることが決まった。6月11日に全国公開されることも決定した。
本作は、漁港の船に住む共通点なしの母娘・肉子ちゃんとキクコの秘密がつなぐ最高の奇跡を描いた感動のハートフルコメディー。原作は、第152回直木賞を受賞した西加奈子の累計発売部数35万部超のベストセラー小説「漁港の肉子ちゃん」。「ドラえもんのび太の恐竜 2006」(2006年)、「海獣の子供」(19年)の渡辺歩が監督を務め、「かぐや姫の物語」(13年)で作画監督を務めたスタジオジブリ一期生の小西賢一がキャラクターデザイン・総作画監督を担当する。アニメーション制作を圧倒的クオリティーと世界観で世界中にファンを持つ「映画 えんとつ町のプペル」(20年)などのSTUDIO4℃が手がける。
いつも全力で底抜けに明るくパワフルな主人公・肉子ちゃんの声を担当するのは、大竹。恋愛では失敗だらけの人生だけど、生まれつきのポジティブな性格で、周囲をハッピーにする才能にあふれる“肉子ちゃん”を演じる。
企画・プロデュースを担ったさんまは、大竹の起用の理由について、「共同プロデューサーたちが大竹しのぶさんを肉子ちゃん役で推薦してきたので、それならオファーしてみてくださいと。そしたら大竹さんから『(さんまさんが)どうしても私に演ってほしいって言ったんでしょ』と言われたけど、それは言ってない(笑)。仕事としてお願いするからには正式なルートで依頼してねと伝えたんです」と明かした。
続けて、「渡辺監督も肉子ちゃんと大竹さんがパチンときたとおしゃっていて、肉子ちゃん役が一番最初に決まった。(今回オファーを)受けてくれてありがたい。頼りにしております」とコメントを寄せた。
主人公を務める大竹は「原作を読み、笑って泣いて。映像を見て、また更に笑って、泣けて。大変なときも、大変なことも『ガハハ』と笑って受け止めちゃう肉子ちゃんを尊敬します」と思いを語った。
さんまにも触れ、「プロデューサーであるさんまさんは、本当に人が笑っている顔を見るのが好きなんだなぁとしみじみ思いました。だから、この映画を作ったんだなと。そこを壊さないよう、みんなにきちんと幸せを届けられるよう頑張ります」と意気込みを語った。