吉沢亮、大河の後は舞台出演 北村匠海と共演の話題作「マーキュリー・ファー」
俳優・吉沢亮が、主演のNHK大河ドラマ「青天を衝け」(毎週日曜、午後8時)の後は、舞台「マーキュリー・ファー」(2022年1~3月、東京・世田谷パブリックシアター)に出演することが決定した。共演は北村匠海。
およそ7年ぶりの再演
俳優・吉沢亮が、主演のNHK大河ドラマ「青天を衝け」(毎週日曜、午後8時)の後は、舞台「マーキュリー・ファー」(2022年1~3月、東京・世田谷パブリックシアター)に出演することが決定した。共演は北村匠海。
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同作は、英国の劇作家フィリップ・リドリーが2005年に書き下ろし、日本では15年に白井晃氏の演出によりシアタートラムで初めて上演した作品。
これまで白井氏が世田谷パブリックシアターで演出を手掛けたリドリーの作品は5作に上り、いずれも斬新な劇場空間と、衝撃的な演出で高い評価と話題を呼んだ。
その中でも「マーキュリー・ファー」はその他の作品と比べ、より過激な表現、より挑発的なせりふが次々と繰り出される作風で、極限状態に置かれた人間の残酷さが描かれる。
暴力と略奪がはびこる荒れ果てた世界であぶりだされる人間の本質を世の中に鋭く突きつけるとともに、生きること、愛することを渇望する人間の美しさが描かれ、初演時には観客に大きな衝撃を与えた。
今回は劇場をシアタートラムから世田谷パブリックシアターへと移し、およそ7年ぶりの再演となった。
【ストーリー】
ボロボロの部屋にエリオット(吉沢亮)とダレン(北村匠海)の兄弟がやって来る。2人は急いでパーティーの準備にとりかかる。そこに青年がひとり偶然顔を出し、「バタフライ」が欲しいので手伝うと言う。しばらくするとローラと呼ばれる美しい人物と、パーティーの首謀者らしき男が謎の婦人を連れてやって来る。彼らの関係は…? そして彼らの会話の中で語られる、バタフライの秘密とは…? やがて、きょうのパーティーゲストが到着するが、用意した「パーティープレゼント」に異変が起きて、事態は思わぬ展開に…。