尾野真千子、石井裕也監督の最新作で主演決定 多難の時代を前向きに歩もうとする母親役

尾野真千子が、石井裕也監督の最新作となる映画「茜色に焼かれる」(5月21日、全国公開)に主演することが決まった。共演に和田庵、片山友希、オダギリジョー、永瀬正敏の出演も解禁となった。

映画「茜色に焼かれる」キャスト写真 【写真:(C)2021「茜色に焼かれる」フィルムパートナーズ】
映画「茜色に焼かれる」キャスト写真 【写真:(C)2021「茜色に焼かれる」フィルムパートナーズ】

映画「茜色に焼かれる」 和田庵、片山友希、オダギリジョー、永瀬正敏が出演

 尾野真千子が、石井裕也監督の最新作となる映画「茜色に焼かれる」(5月21日、全国公開)に主演することが決まった。共演に和田庵、片山友希、オダギリジョー、永瀬正敏の出演も解禁となった。

 今の世相に正面から対峙(たいじ)することで、人間の内面に鋭く向き合ったのは、「舟を編む」(2013年)、「バンクーバーの朝日」(14年)など日本映画界を牽引(けんいん)する石井監督。傷つきながらも、自身の信念の中でたくましく生きる母の姿を通して、見るものに時に衝撃を、時に温もりを与え、これまでのどの作品よりも自由にして、同時にどこまでも優しい世界を作り上げた。

 多難の時代に逆風を受けながらも前向きに歩もうとする母親・田中良子を演じるのは、尾野。実力派女優が厳しい社会を生き抜く母親を驚くべき存在感で体現する。

 共演陣にはフレッシュかつ充実の面々が集結だ。13歳の息子・純平を演じるのは次世代の注目株・和田。その純平が憧れを抱く良子の同僚・ケイには新進女優の片山、そして、交通事故で命を落とす夫・陽一をオダギリ、良子とケイを見守る風俗店の店長を永瀬が演じ、それぞれ確かな人間力を見せてくれる。。

 尾野は「私は、この度、どうにもやりにくいこの世の中で、映画の登場人物たちが戦うように私ももがき、あがき、力の限り戦ってみました」とコメントした。オダギリは「一生懸命に生きることって、何よりも大事だと思う。そして時には、闘うことも必要だ。自分の為にも。大切な人の為にも」とメッセージ。永瀬は「石井裕也監督の世界に触れさせていただきたい、、、その想いだけでした。素晴らしい体験、感謝しています」と思いを寄せた。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください