中村倫也、久々テレ東ドラマに「予算の桁違う(笑)」「好きにやらせてくれる感じ」
テレ東のマスコット・ナナナのぬいぐるみで遊ぶ無邪気な姿も披露
青山は人の身の上話を引き出すのが得意な役どころ。これについては「やってて楽しいです」とし、「自分のことを話すよりも人の話を聞いているのが好きな子だったんですよ。4歳からそうなんです」と自身との共通点を明かした。
作中では青山が珈琲と出会い、人生の転機を迎える場面があるが、中村にとっての人生の転機は21歳の時に出会った「小劇場」とのこと。「なんかもう、謎のバイタリティーに満ちたおじさん、おばさんたちがいて……。『なんだこのチョイス!』」と衝撃だったとし、「『やってやれ!』みたいな感じがすごかったんですよ。僕が出会った小劇場」と刺激を受けたと明かした。
「それがこの仕事を始めてもそうですし、人生においても、チョイスというか音色というかっていうものが、自分が通ってこなかった、触れてこなかったものなので、ものすごくある種のショックも受けました」
Zoomで行われた取材会。テレビ東京のマスコットキャラクター「ナナナ」のぬいぐるみで遊びながらも「ナナナを雑に扱うと決めてるタイプの俳優なんですよ。雑にされてもかわいそうに見えない顔してるからいいんですよね」と無邪気な姿を見せるなど、和やかな雰囲気で取材は進んだ。
そして、今作について「振り幅のある作品になると思います。優しくホッとできる憩いの公園のようなシーンと、ヒリッと肌を刺激する息を呑むようなシーンの織りなす、鎖帷子のような物語。時にズシっと重いかもしれませんが、きっと毎週見終わった後に、何かから守る力を得られると思います。ぜひご期待ください」とアピールした。
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【写真】青山一そっくりと話題の中村倫也の場面カット