中村倫也、久々テレ東ドラマに「予算の桁違う(笑)」「好きにやらせてくれる感じ」
4月5日から放送スタートするテレビ東京系ドラマ「珈琲いかがでしょう」で主演を務める中村倫也がリモートでの取材会に応じ、撮影真っ只中の同作への思いを語った。
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4月5日から放送スタートするテレビ東京系ドラマ「珈琲いかがでしょう」で主演を務める中村倫也がリモートでの取材会に応じ、撮影真っ只中の同作への思いを語った。
コナリミサトによる同名漫画が原作の今回のドラマ。ドラマ化が決定する前から主人公・青山一のビジュアル、しぐさ、たたずまいが中村にそっくりと話題となっていた。そんな放送される前からの“ハマり役”を演じるプレッシャーについて聞かれると「ぶっちゃけ何も考えてないです」と笑い飛ばした。
同局の連ドラレギュラー出演は17年放送の「新宿セブン」以来4度目。久々のテレ東ドラマの雰囲気については「違うところはやっぱり予算の桁じゃないですか(笑)」と冗談めかしながらも「今回の原作もそうなんですけど、いろんな描写が必要で、その振り幅だったりとか驚きっていうのが1つの魅力だと思うんですよ。そういう意味ではテレ東さんはある程度、攻めるというか、好きにやらせてくれる感じがある」と話した。
今作の監督・脚本は荻上直子。さらに森義隆、小路紘史と映画出身の監督が名を連ねる。これについて「皆さんけっこうバラバラのカラーなので、連ドラになったときに面白くなるだろうなって予感があるんですけど、やっぱり映画のリズムとテレビドラマ、ましてやテレ東のドラマのリズムって違う」と従来のドラマ現場との違いを明かし、1日の撮影量が多く「毎日ギリギリです(笑)」と話した。
放送話ごとにゲストを迎え、さまざまな相手と対峙し演じることになるが、これについて「前半は毎回ゲストの方がいらっしゃるので、その方もこの現場で『はじめまして』みたいな感じできて、1日、2日、3日で終わっていくみたいな。そういう意味での現場全体の慌ただしさはありますね」と撮影現場の雰囲気を説明。
「ここまで毎回、目まぐるしく入れ替わる。普通の連ドラのこういうパターンであったら、メインの方が何人かいる中に、ということが多いが(今回は)基本的に“僕対その人”だったりするので、それぞれ濃い時間を過ごさせてもらっています」