新センター誕生、2期研究生初選抜…STU48、“5年目の飛躍”に向けた進化と変化
CGを駆使したMVは「相反する感じのコンセプトがカッコいい」
――今作のMVはCGを駆使して、「理想」と「現実」の2つの世界が表現されています。上下で鏡合わせのようにメンバーを写したダンスシーンを、薮下さんは「逆立ちしても見れる」と表現されていました。
薮下「今回はスタジオで、ずっとグリーンバックで撮っていたんですけど、『今から逆さになるバージョンを撮るんだよ』と言われても、自分としては地に足がついて踊っているので、訳が分からなくなって(笑)。いざでき上がったMVを見ると、理想の自分が上にいて、現実の自分が今踊っていて、相反する感じのコンセプトがカッコいいです」
瀧野「(アップになる)リップシーンもお気に入りです。個人的に一番好きなのは、千穂ちゃんがワイヤーにつるされて飛んでいるところが、私もやってみたいなって(笑)」
薮下「やってみたいよね!」
瀧野「実際にMVで見たら、『千穂ちゃん対千穂ちゃん』みたいな構図が幻想的で、鳥肌が立つくらいカッコよかった。ファンの方からも、壮大で、すごくいいと言っていただけてうれしかったです」
――2期研究生の高雄さやかさん、原田清花さんは今回が初の16人選抜となりました。
瀧野「2人は今までSTU48を応援してくださっていたファンの方からも支持が厚くて、その分努力をしています。なんと言ってもかわいい! 妹ができたような感覚ですね。周りが先輩ばかりの選抜に入るのは不安もあるだろうし、ほかの2期研究生には相談できないようなことも、1期生がいろいろフォローしていけたらいいなと。私は人見知りで全然声をかけられないので(苦笑)、自分からもアクションを起こしていきたいと思います」
薮下「最初は2人とも人見知りな感じでしたけど、さーやん(高雄)は結構ふざけたりもするし、原田ちゃんも一緒に帰った時に今思っていることを話してくれました。かわいくて、『私が頑張って支えるからね!』という気持ちにさせてくれるメンバーだと思います。ただ、過保護になりすぎず、今選抜メンバーにいるからこそ、教えられることを伝えていきたいです。ほかの2期研究生も2人の姿を見て、『私も選抜に入るぞ!』とがむしゃらに頑張ってくれたら、もっとSTU48が盛り上がっていくと思うので」
――瀧野さんと薮下さんは、ファン投票企画によって選ばれた7人の広報精鋭部隊「瀬戸内PR部隊」のメンバーでもあります。
薮下「(甲斐)心愛みたいになっちゃうんですけど、『ファンの皆さんを幸せにするぞ!』という気持ちで(編集部注/武道館公演の『一杯の水』のあおりで、『みなさんからの心の中のコール、しっかり私たちに届いています。だからみんなを幸せにする!』とファンに思いを伝えた)、ライブとか活動していきたいです」
瀧野「STU48の中で初めて投票で選んでいただいたユニットなので、この7人で頑張りたいです。MVには、瀬戸内以外の場所にポスターを貼りに行く場面もたくさんあって、瀬戸内での活動はもちろん、瀬戸内以外のところに行ってこんなきれいな景色やおいしい食べ物がありますというのを、STU48の代表として伝えていけたらいいなと思います」